教育
2019/03/11【REPORT 第56回全日本スキー技術選手権大会】3月10日
決勝。武田竜初優勝! 栗山未来3連覇
【種目:大回り/ソデグロ】
9時からソデグロを使用して、大回りを予定通り開始しました。天候も快晴で雪のコンディションも良好、そんななか雪面のコンタクトをうまく取り、スキーの走りが鋭い選手が高得点をたたき出しました。
【種目:小回り・不整地/ウサギ平】
ウサギ平の不整地・小回りは、戦略としてどのラインを滑るのか、小回りのリズムを滑走性の良いテンポでうまくつなげられるか、ハイスピードでのコントロールができるかなどといった観点で高い技術が求められ、これを具現化した滑りに高得点が出ていました。
午前の2種目の合計得点順に男子30人、女子15人の上位選手がスーパーファイナル進出者に決定しました。本日はウサギ平の得点掲示板の隣に200インチの大型モニターが据え付けられ、選手紹介がビジュアルでわかりやすく行われ、大会としても画期的に進化しました。スーパーファイナル出場者の発表とスタートリストも大型モニターで発表する演出がなされ、観客の皆さんもおおいに盛り上がりました。
【スーパーファイナル 種目:不整地・フリー(自由演技)/ウサギ平】
今年はスーパーファイナルとして、コブ斜面の中での自由演技が設定され、自分の表現できる最高の技術を駆使したハイスピードの中での演技を選手たちは競いました。時には転倒ギリギリの極限のバランス感覚なども見ることができ、日本一を決める種目として観客の皆さんにも大きな感動が得られたと思います。
結果は、男子が前日の準決勝から本日の決勝で、北海道の武田竜選手が新潟県の佐藤栄一選手を逆転して初優勝。女子は、新潟県の栗山未来選手が圧倒的な強さで3連覇を達成して大会は終了しました。
男子・女子上位3選手がウイニングランを滑る前に、デモンストレーターによる3チームのフォーメーションの披露が行われ、観客の皆さんからも大きな拍手が起こりました。
閉会式・表彰式は、岡田本部長の挨拶の後、男子10名、女子6名へのメダル授与や優勝者へのクリスタルトロフィーの授与があり、閉会式・表彰式も無事に終了となりました。。
最後になりますが、今大会を支えていただいたスポンサーをはじめとする諸団体、大会前半の悪天候にも負けずスムーズな運営で大会を成功に導いてくださった地元白馬八方尾根、及び実行委員会の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。
報告/教育本部総務委員会 佐々木生道

佐藤栄一選手(新潟県)

武田竜選手(北海道)

栗山未来選手(新潟県)

デモンストレーターのフォーメーション滑走
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表彰式
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