教育

2015/09/25

第20回インタースキー報告
日本は「基礎パラレルターンへと導く指導法」披露

 第20回インタースキー(世界スキー・スノーボード指導者会議)は、9月5日~9月12日までアルゼンチンのウシュアイアで開催されました。

 日本はSAJとSIA(日本職業スキー教師協会)で構成された代表団(団長:SAJ鈴木洋一会長)23名が出席、各国のデモンストレーション、ワークショップ、雪上でのチームイベント、それぞれの団体の総会などが開催され、8日間にわたる第20回インタースキーは幕を閉じました。

 日本代表団は、スモールレクチャーのテーマとして「2015年日本のスキーへの招待」を掲げ、東経135度に位置する日本のスキーについて、地理、天候、雪質、文化、スキーエリアの観点から紹介しました。

その中で、「アルペンワークショップ」で実践したテーマは、「基礎パラレルターンへと導く3通りのスキー指導法」で、具体的には、①滑走プルーク→カービング大回りへの優しい方法②パラレル直接指導法→パラレル操作への迅速な方法③シュテム動作→パラレル始動の効率的な方法です。この3つの指導法は学習者の特徴、スキー環境の違いに応じて処方され強固な指導法として集約されたもので、各国の関係者からわかり易いと好評を博しました。

なお、今回は29か国約850名が参加し、予定されていたプログラムはすべて無事終了しました。なお、次回第21回大会(2019年)の開催地はブルガリアのパンポロボに決定しました。

 

第20回インタースキー

■タイムスケジュール

 1日目(9月5日)

  各国代表団到着/組織委員会との調整作業

 2日目(9月6日)

  開会式(代表スピーチ・国旗掲揚・文化交流会)

  開催国アルゼンチンによるプレゼンテーション(スノースポーツの発展:スキーの始まりから現代まで)

  キーレクチャー:アルゼンチン

  オープニングパーティー(派遣団パレード・花火・パーティー)

 3日目(9月7日)

  デモスロープでのアルペンデモンストレーション及びアルペン、スノーボード、テレマークワークショップ(アンドラ・オーストリア・チリ・ノルウェー・ハンガリー・クロアチア)

  IVSS(国際学校体育スキー連盟)管轄:インタースキー・スキースクール

  ISIA(国際スキー教師連盟)イベント:ジャイアントスラローム予選

  スモールレクチャー

  IVSSキーレクチャー及び総会

 4日目(9月8日)

  デモスロープでのアルペンデモンストレーション及びアルペン、スノーボード、テレマークワークショップ(オーストラリア・カナダ・オランダ・サンマリノ・スイス・スロベニア)

  クロスカントリーデモンストレーション

  スノーパークデモンストレーション(毎日違う国が交代でスノーボード、フリースタイルなどのデモンストレーションを行う)

  IVSS(国際学校体育スキー連盟)管轄:インタースキー・スキースクール

  チームイベント(ISIA)  パラレルスラローム

  スモールレクチャー(日本及び他)小林規国際委員長が講演

  IVSI (国際スキー指導者連盟)キーレクチャー及び総会

5日目(9月9日)

  デモスロープでのアルペンデモンストレーション及びアルペン、スノーボード、テレマークワークショップ(デンマーク・ドイツ・チェコ・イギリス・フィンランド・ニュージーランド・アメリカ)

  クロスカントリーデモンストレーション

  スノーパークデモンストレーション

  IVSS(国際学校体育スキー連盟)管轄:インタースキー・スキースクール

  チームイベント(ISIA)  パラレルスラローム(準々決勝)

  スモールレクチャー

  2019インタースキー開催候補国によるプレゼンテーション

 6日目(9月10日)

  デモスロープでのアルペンデモンストレーション及びアルペン、スノーボード、テレマークワークショップ(アルゼンチン・イタリア・日本・韓国・ポーランド・ブルガリア・アイルランド)

  クロスカントリーデモンストレーション

  スノーパークデモンストレーション

  インタースキー・スキースクール

  ビッグクロージングフリースタイル&スノーボードショー

  スモールレクチャー

  ISIA(国際スキー教師連盟) キーレクチャー及び総会

 7日目(9月11日)

  インタースキー総会(2019年第21回大会の開催地はブルガリアのパンポロボに決定)

  チームパラレルスラローム準決勝・決勝

   2位/兼子 稔所属チーム、3位/佐藤麻子所属チーム

  クロージングセレモニー及びパーティー

 

■代表団

 団 長 鈴木洋一(SAJ会長)

 副団長 馬淵雄一(SIA会長)

     登山一成(SAJ教育本部長)

 総務・会計・会議担当

     五十嵐憲雄(SAJ教育副本部長)

     穴田 慎 (SIA教育部副部長)※代理 杉山公信

     矢舩保夫 (SAJ教育本部理事)総務・会計責任者)

     小林 規 (SAJ教育本部国際委員長)技術指導

     土田 茂 (SAJ教育本部国際委員)

  部会担当

      ISIA 馬淵雄一

      IVSS 小林 規

      IVSI 矢舩保夫

  監 督 渡部三郎(SAJ教育本部技術強化委員長)

  副監督 中島英臣(SIA総務部長)

  コーチ 森 信之(SAJ教育本部国際委員・技術強化委員・デモンストレーター監督)

  デモンストレーター

 SAJ 佐藤麻子・兼子 稔・栗山太樹・太谷敏也・石田俊介

 SIA 佐々木常念・可児 徹・今 元将・小上理恵

 

 SAJ通訳 岩間智子・小澤紀子

 SIA通訳 北神有理                        以上敬称略

 

SAJとSIAで構成された日本代表団のメンバー

会議の模様

4年に一度の国際的なイベントをひと目みようをコースサイドには多くのギャラリーが集まった

雪上では連日各国のデモンストレーションが行われた