競技

2016/03/08

【REPORT アルペン】FISワールドカップ
クラニスカ・ゴラSL第10戦/湯淺選手、今季2度目の2本目進出

湯浅クラニスカ

クラニスカゴラでビブナンバー35番から1本目27位、そしてトータル25位とWCポイントを獲得した湯淺選手(写真:田中慎一郎)

 

 

 厳しいシーズンとなった湯淺直樹選手(スポーツアルペンスキークラブ)。12月のレースでは1度も2本目進出を果たすことが出来なかった。1月26日、得意のシュラドミング(AUT)で20位と今季初の2本目進出を果たし、終盤の3月6日、クラニスカゴラ(SLO)での第10戦で1本目、ラップのマルセル・ヒルシャー(AUT)に2.09差の27位で通過、2本目4番でスタートしたが大きなジャンプアップはできず25位に終わった。

 10年ぶりの苗場大会では、直前に風邪でコンディションを狂わせて2本目進出を果たすことができなかった。シーズンオフにはコンディションを戻し、来年の世界選手権大会、そして2018年のオリンピックではトリノ五輪以上の成績を残してもらいたい。湯淺選手の復活こそが日本アルペン陣の再生のカギとなる。がんばれ湯淺選手。