競技

2016/03/17

【REPORT フリースタイル】小野塚彩那、ワールドカップ2連覇
2018年五輪は最も輝くメダルを

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 フリースタイル・スキーハーフパイプの第一人者、小野塚彩那選手(石打丸山スキー場)が12日、クリスタルトロフィーを持って帰国した。2連覇となるワールドカップの種目別総合優勝という快挙でもあった。

 2011/2012シーズンにワールドカップデビューした小野塚選手は、翌2012/2013シーズン、5戦中2戦で3位に入りいきなり総合3位。2013/2014シーズンは4戦中2位1回で8位とランクを下げたが、昨シーズンは3戦中1位、2位、3位とすべてで表彰台に立って初の種目別総合優勝を達成した。そして今シーズンは4戦が行われ、1位から4位まで各1回で総合2連覇を達成した。

 

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 初のオリンピックとなった2014年ソチ大会では銅メダル、世界選手権大会でも2013年に銅メダルを獲得しており、ワールドカップの2シーズン目に総合8位だった以外は表彰台を外さないという堅実な結果を残している。

 それでも「まだ技の難易度が足りない」と2018年のオリンピックで最も輝くメダルを獲得するために、今後も貪欲に取り組む予定だ。