競技
2016/03/24【REPORT スキージャンプ】伊藤有希選手
ファイナルゲームでバッケンレコード145mの締めくくり
シーズンの最後を飾る「伊藤杯シーズンファイナル大倉山ナイタージャンプ大会」が19日行われ、女子の伊藤有希選手(土屋ホームスキー部)が、2本目に2011年に髙梨沙羅選手(クラレ)のバッケンレコードを4メートルも上回る145メートルの大記録をマークした。今季の伊藤選手は、ワールドカップで2位1回、3位1回と2度表彰台に立ったもののシーズンを通して安定した成績を残せなかった。
来年の世界選手権大会、2018年のオリンピックを見据えて課題克服というテーマを持ってテストしたシーズンでもあった。前回の世界選手権大会では銀メダルを獲得しており、来年の世界選手権大会も目標は当然メダル獲得。
145メートルの大ジャンプで、シーズンのモヤモヤは吹っ飛んだか。来季の伊藤選手に注目だ。
ソチオリンピックの代表選手、渡瀬雄太選手(雪印メグミルクスキー部)が、この大会を最後に引退した。