競技

2016/06/24

FIS Nordic Combined「TUESDAY TALK」 私のゴールは暁斗選手の前を滑って優勝すること
ジャパンスキーチーム 渡部剛弘選手

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(写真:岩瀬孝文)

 

FISノルディックコンバインド、メディアチームは世界の注目選手をインタビューする「TUESDAYTALK」をオフィシャルサイトで展開しているが、6月21日には日本期待の渡部剛弘選手が取り上げられた。

 

最新のノルディックコンバインド「TUESDAY TALK」では、日本の新星、渡部剛弘選手のスキークラブ設立の動きがあることや素晴らしいチームメイト渡部暁斗選手について、またなぜ昨シーズン自分がブレイクしたことに完全に満足していないのかを語っている。

 

以下、インタビュー

 

FIS:昨シーズン、あなたはノルディックコンバインのビッグネームに交じってランクされました。自分が成し遂げたことに満足していますか?

 

渡部:満足していません。なぜなら、もっとできたはずだと思うからです。特にシーズン前半。来シーズンは、トップ10にランクされるような戦いをするため、ワールドカップの開幕戦から前に向かってベストを尽くします。

 

FIS:強いスキージャンパーでいるということは、素晴らしいチームメイトの渡部暁斗選手と滑る機会を得るということになります。あなたのような若い選手にとって、レースの中である時間、彼についていくことは、助けになるものですか?

 

渡部:彼はすごいチームメイトであり、自分の身近な目標です。彼について行こうとしていると、多くのことが学べます。でも、彼の後を滑るのが私のゴールではないです。私のゴールは彼の前を滑って優勝することです。

 

FIS:トロンハイムでは特に、あなたは強さを見せつけましたね。初めてワールドカップのトップ10に入りました。夢がかなったのではありませんか?

 

渡部:ただベストを尽くしていたらトップ10入りしたという感じです。トップ10入りすることはジャンプの終了後にはほぼ確実だったので、自分にとってはそれほどの驚きではありませんでした。

 

FIS:今シーズンからあなたは新しいクラブチーム、ガリウムでスタートするわけです。どういういきさつで協力を得ることになったのか、またこの強力なサポートは次のシーズン、あなたにとってどういう意味を持つのか教えてください。

 

渡部:ガリウムは有名なワックスブランドですが、私のためにスキークラブを作ってくれました。話すと長くなりますが、5年前、我々の共通の出身地である福島が大震災に襲われたときからです。とにかく、会社に元オリンピック選手がいて、皆さんが私をサポートしてくださることが嬉しいですし、ガリウム社製のワックス開発に貢献したいと思います。来シーズンからは、自らワールドカップ参戦中にガリウムのワックスを他国チームに売って、日本に帰る航空券代を稼がなければいけません(笑)。

 

FIS:これからの予定はどうなっていますか?

 

渡部:ナショナルチームの合宿があります。また7月には平昌での合宿も予定しています。もし2~3日の休日があったら、引っ越したばかりの仙台の街を探検してみたいとおもいます。

 

FIS:来シーズンの目標はなんですか?

 

渡部:表彰台です。そして世界選手権ラハティ大会でのトップ10入りです。

 

FIS:ホームページ

http://www.fis-ski.com/nordic-combined/news-multimedia/news/article=not-goal-ski-behind-akito.html