競技
2016/07/27【REPORT アルペン】平成28年度アルペンセミナー
犯罪対策関係講習など初の試みも
アルペンチームのコーチ、選手を対象とした「平成28年度アルペンセミナー」が24日、味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた。
セミナーにははじめて警視庁から生活安全部サイバー犯罪対策課、組織犯罪対策部組織犯罪対策第三課(暴力団)、同組織犯罪対策第五課(薬物)の各担当者を招き、行動規範、サイバー犯罪、薬物、暴力団、賭博など、具体的な事例を挙げて注意を喚起した。特に、Wi-Fi利用の注意点、SNS、無料通信アプリでのトラブル、相談窓口の紹介など、コーチや選手も利用者が多く身近に起こりうる問題・トラブルについてのセキュリティ対策は大いに参考になった。
また、いちはら病院医院長でつくば膝関節センター長・池田耕太郎氏による「アルペン競技のけが予防・ドーピング講習」、神奈川保健福祉大学の鈴木志保子教授による「スポーツ栄養の基礎知識」、そしてスポーツキャスターである荻原次晴氏による「メディア対応」などの講演が行われ、有意義なセミナーとなった。
岩谷高峰部長、押切敬司強化委員長から強化方針が延べられ、約6時間に及ぶセミナーは終了した。
【セミナー次第】
・開会挨拶
岩谷高峰アルペン部長
・行動規範・サイバー犯罪・薬物・暴力団・賭博他
警視庁生活安全部サイバー犯罪対策課(SNS)
警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策第三課(暴力団)
警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策第五課(薬物)
・メディア対応
荻原次晴氏
・競技本部長挨拶
成田収平競技本部長
・アルペンスキーの怪我予防・ドーピング講習
池田耕太郎いちはら病院医院長
・スポーツ栄養の基礎知識
鈴木志保子神奈川保健福祉大学教授
・FISコマーシャルマーキング・マーケティングについて
SAJ事務局
・セクションミーティング
・閉会挨拶
児玉 修ヘッドコーチ