競技

2016/10/19

第2回フリースタイル(SX)国内合宿報告
雪上トレーニングに向けフィジカル、テクニカル、メンタルの強化

平成28年10月8日から10月10日まで、長野県志賀高原にて、第2回フリースタイルスキークロス合宿が開催され、古野哲也選手、古野慧選手の2名が参加した。

今回の合宿はシーズンイン直前ということで、シーズン中に行うコンディショニングトレーニング、コーディネーショントレーニングを主体としたトレーニングと、解剖生理学の観点からのトレーニングやスキー理論について学んだ。そして今後のスケジュールや活動計画についてのミーティングを行った。

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コンディショニングトレーニングセッションでは、シーズン中の身体のリズムを調整する方法や、大会前にパフォーマンスを高めるために有効なウォームアップの方法を学んだ。その日のコンディションに応じて異なるエクササイズを行うことの重要性を学び、競技時に最大のパフォーマンスを発揮するヒントを得た。

コーディネーショントレーニングセッションでは、SUP(スタンドアップパドル)を使用して不安定な状態から様々なエクササイズを行い、雪上トレーニングに向け、以下の3点の強化を図った。その3点とはひとつは身体の中に軸を意識することと、もうひとつは動作中に体幹に支点を作りより運動効率を向上させること、そして最後に不安定な状況から安定状況にリカバリーすることであった。これらはスキーにおいて重要なことがらであり、雪上に上がる前に強化に努めた。

トレーニングとスキー理論では、「なぜスキーで怪我が発生するのか」、「どのように怪我を予防できる身体作り行うべきか」から、「スキーのターン時に効率の良い身体の使い方」、「クロスコースにあるアイテム処理の理想的な方法」に対して議論を行い、理解を深めた。今回の座学で最も特徴的だったポイントとしては、ただ知識を提供するティーチングではなく、選手主体に議論を行い、自発的に答えにたどり着くコーチング主体で行ったことである。それにより選手の理解度が増し、また選手自身のスキーに対する考え方のアップデートが行えた。

今回の合宿は雪上に上がる前にフィジカル、テクニカル、またメンタルを強化する趣旨で行なった。その結果選手の意識改革、またフィジカルのシーズンインまでにやるべきトレーニングの再確認ができ、とても有意義な合宿になった。これから参加選手は雪上に上がる前の最終調整を行い、大会に向けた本格的な雪上トレーニングがスタートする。今回の合宿で学んだ事を活用して各々の目標達成することに期待する。

 

報告者:スキークロスコーチ 中村克