競技
2016/11/14【REPORT 第1回フリースタイル・ハーフパイプ遠征】
技の難易度を上げ、技のバリエーションを増やす
2016年9月24日(土)~10月25日(火)まで、ニュージーランド・カードローナスキー場で行われるスプリングキャンプに、小野塚、鈴木、渡部の3選手が参加しました。
このスプリングキャンプにはハーフパイプと、バグジャンプと呼ばれるエアマットにクウォーターパイプから飛び込める設備があり、より難易度の高い技を安全に練習することができます。そこでは各選手目標とする技の空中姿勢、グラブの形、アプローチの仕方、空中での視界など、色々なことを試す事ができました。このような場所を利用してのトレーニングは、トレーニングで得た感覚をすぐにハーフパイプで試せるので、その結果、技の上達が早く、大きな成果を上げることができました。
さらに、ハーフパイプでは技の他にスイッチ(後ろ向き)で飛ぶ時の基本姿勢や、重心の動かし方を重点的に行い、スイッチでのエアの高さの底上げが出来ました。最終的に選手たちは目標としていた技を習得し、そしてこれまでに習得していた技のグラブやローテーションの完成度も上げることが出来ました。
今後は11月23日から開催される第2次遠征でアメリカへと渡り、雪上でさらに技の精度を上げると共に、12月のワールドカップでの成績につなげたいと考えています。
報告/フリースタイル・ハーフパイプコーチ 寺田 斉史