競技
2017/02/03【REPORT 第2次フリースタイル・ハーフパイプ女子遠征】
FISワールドカップで小野塚、鈴木が入賞!
2016年12月18日、アメリカ カッパーマウンテンスキー場にて、フリースタイル・ハーフパイプ種目のワールドカップ開幕戦が開催された。日本からは小野塚、鈴木、渡部の女子3選手が参戦した。日本チームにとって初戦となる本試合は、小野塚が4位、鈴木が7位と日本チームから2名が入賞し、幸先の良いスタートとなった。
初戦に先立ち、11月23日~12月22日までの遠征では、雪が十分でなかったために、当初予定よりハーフパイプのオープンが遅れた。そこで遠征前半は、基本となるスキーの滑走やスイッチの基礎練習に加え、トランポリンを使ったトレーニングをメインに行った。
そして大会開催の数日前に、ようやくハーフパイプがオープンした。選手は少ないハーフパイプ滑走日数に動じず、夏の間に練習してきた技を自身のルーティーンに加え、新しいルーティーンを完成させた。このように今大会では、少ない滑走日数で調整する能力、新しいハーフパイプに対する対応力、そして何よりも技の技術レベルの向上が見られた。
小野塚、鈴木、渡部の全ての選手が、エアの高さやルーティーンの難易度、完成度をいままでより引き上げることができた大会であった。細かいミスこそあったものの、それは今後十分に修正できる範囲のものであり、今後の大きな可能性を感じられる初戦となった。
報告/フリースタイル・ハーフパイプコーチ 津田 健太朗