競技

2017/03/06

SBXジュニア世界選手権遠征報告
自身のパフォーマンスを全て出し切る

ドイツJr選手との国際交流

2月13日~2月20日までの期間で、チェコで開催されたジュニア世界選手権遠征を行った。今遠征の参加者は手計岳隆選手。2015年のジュニア世界選手権(中国)以来の参戦となり、今大会ではベスト16を目標に万全の準備をして臨んだ。

試合会場となったチェコ・Klnovecスキー場は、ミュンヘンから車で約3時間、ドイツとの国境に位置する標高1200m、気候は日本の3月下旬頃の暖かい陽気であった。14日到着後から直ぐにコンディショニングトレーニングを行い、現地の時差や標高を体感した。翌日は朝からスキー場へ上がり、2時間程のフリーランで心身のコンディション、雪やWAX、コースの状況を確かめた。

いよいよ16日よりインスペクション公式トレーニングが始まった。コースは約700mスタートからUタンクや大き目のロールセクションが続き1stバンク2ndバンクを通過して、勝負となる直線400m、変則キッカーやロールセクションとなっていた。

インスペクション

 

1/8ファイナル

 

 

手計選手は公式トレーニングで順調にコース攻略を行い、予選タイムトライアルを想定した動き、ラインの確認、ファイナルヒートを想定したポイント上位選手との模擬レースをおこなう事ができ、ヒート時のラインの確認、追う展開での勝負所を確認することができた。また公式トレーニング後からホテルで戦略ミーティングを重ねた事により、ファイナルヒート時のどのような状況でどのような戦略で動かなかければならないか?選手自身で何度もイメージトレーニングを行なえた。

予選日とファイナル当日は準備できた事をシンプルに集中しリラックスし滑る事だけを心掛けた。結果としては、予選20位 最終順位を11位で2017年ジュニア世界選手権終えた。(2015年ジュニア世界選手権 49位、2017エントリー者数 66人 手計選手ポイントランキング30位) 

「備えあれば憂いなし」の言葉にあるように、万全の準備を直向きに積み重ねた事により、手計選手は『自身のパフォーマンスを全て出し切ることができた』。この事は選手本人には勿論、SBXコーチ陣に取っても将来のワールドカップやオリンピックでの戦いとなるレースを見据えるうえで大きな収穫となった。

 

公開練習

 

ウォーミングアップ

手計選手は今回の結果を経て、次のステップとなるコンチネンタルカップベスト8、ジュニア世界選手権ベスト8・ベスト4、ワールドカップへの出場を見据え圧倒的なフィジカルのパワーアップ、毎レース事に変化する、レース中の勝負所を見極める冷静な判断力を身に付ける事が重要となる。選手とコーチ、チームでより深いコミニケーションをしっかりと図り一段づつ目標達成へ向かう。

 

本遠征も多くのご協力の下、無事に遠征をとりおこなえた事、また日本国内より手計選手へ多くの応援メッセージを頂けた事に御礼申し上げる。今後も全日本スキー連盟スノーボード部、選手スタッフ一丸となり世界大会での活躍を誓うとともに日々、自己研鑽に励み人としての成長を遂げ続ける。

 

報告者:SBXコーチ 押田考史