競技

2017/03/06

【REPORT 第5次スノーボード(アルペン女子)遠征】
竹内智香がWCカイセリ大会PGSで2位

FIS Snowboard World Cup - Kayseri TUR - PGS - TAKEUCHI Tomoka JPN ゥ Miha Matavz/FIS

 

 3月5日に行われたワールドカップのご報告です。標高が高く、昨季同様に天候が安定しないコンディションとなり、時には風が強く/コースに雪が吹き溜まる/視界がなくなるといった安定しないコンディションからレース展開は普段とは異なる乱れるレースになりました。

 予選が10時から12時半に遅延になるなど、タフなレース展開の中で予選を5位通過しました。決勝1回戦を勝ち上がったところで、強風で視界不良でレースが中断となり、続きのレースは6日に持ち越しになりました。

 5日とは打って変わり無風、快晴、アイスバーンと非常に良いコンディションとなりました。赤コースが若干有利なレース展開となりましたが、さほど大きな差はなく素晴らしいレースとなりました。

 順調に勝ち上がることができ、決勝ではチェコのエスタとの対戦になりました。予選順位が彼女よりも下だったため、コースを選ぶことができず青コースに入りましたが、非常に良い滑りをすることができ、ラスト3ゲートまで若干リードすることができていましたが、0.03秒及ばず2位という結果で終えました。

 もちろん、勝ちたい気持ちが強くあり、喜びよりも悔しさが非常に大きいですが、昨季最後の怪我から復帰でき世界選手権前まで戦えるところまで戻せたことには非常に満足しています。

 

2

 

 最終目標は平昌での金メダルです。断トツ的な力で勝つためにはまだまだ、探究心と向上心が必要なってきます。そのためにも目先の結果にこだわらずにに進化し続けていきたいと思います。

 ソチが終わってから2年間は崩れる覚悟を持って、多くのことに挑戦してきました。チーム環境、マテリアル、人選、怪我。全ての経験が糧となり、今形になりつつあります。

 世界選手権と五輪に向けて非常に良いルーティンに入ることができているので、引き続き来季に繋げられるレースにしたいと思います。今後も応援よろしくお願いいたします。

 

報告/スノーボード・アルペン 竹内 智香