競技

2017/04/12

【REPORT 第4次フリースタイル・エアリアルジュニア遠征】
成長を見せた次世代の選手

 平成29年3月18日から4月5日、スイス/アイロロとイタリア/キエーザ・イン・バルマレンコにて第4次フリースタイル・エアリアルジュニア遠征を行い、千葉隆人選手、碓氷衣織選手の2名がユーロカップ5戦とジュニア世界選手権に参戦しました。

  スイス/アイロロでは、悪天候でスキー場が閉鎖されるなどの状況にも柔軟に対応し、調整を行いました。ユーロカップは25日(土)、26日(日)、27日(月)の3連戦の中、二人とも集中力を保ち、碓氷選手は6位、10位、12位の好成績を収めました。千葉選手はフォーム改善に努め、14位、17位、17位の成績でした。

 

 

写真1

スイス/アイロロにて。左から碓氷衣織選手、千葉隆人選手

 

 イタリア/キエーザ・イン・バルマレンコでは、まずユーロカップが30日(木)、31日(金)の2連戦で行われました。ここでも千葉選手と碓氷選手はジュニア世界選手権に照準を合わせ、技術的な課題に果敢に挑戦しました。試合の結果は碓氷選手が8位と20位、千葉選手が20位と13位でした。

 

写真2

イタリア/キエーザ・イン・バルマレンコにて。左から千葉隆人選手、碓氷衣織選手、綿貫コーチ

 

 そしてキエーザ・イン・バルマレンコでのジュニア世界選手権は4月3日(月)、予選上位12人が決勝へ進む、スーパーファイナル方式で行われました。ここまでのトレーニングの成果が表れ、碓氷衣織選手は予選で10位となり決勝へ進出。決勝でも着地を成功させ、最終成績は8位と、2回転を始めたばかりのシーズンに入賞を果たしました。千葉隆人選手は16位という最終結果でしたが、今シーズン始めたFFという2回転2回捻りの技を自分のものにしていました。

 両選手とも、2回転の高難度技を繰り出す他国の選手たちに刺激を受けて、無意識に築いていた限界を破り、来シーズンへの抱負を新たにしたようです。

  この様にエアリアルチームでは次世代の選手も着実に成長しています。今後もチーム一丸となって強化に取り組んでいきますので応援をよろしくお願いいたします。

 

報告/エアリアルコーチ 綿貫 雅弘