競技
2017/05/30【お知らせ アルペン】FISワールドカップ開催50周年
記念ビブに日本開催5会場も
アルペンスキーのワールドカップが1966/1967シーズンにその歴史の幕を開けてから、2016/2017シーズンで記念すべき50周年を迎えた。そもそもワールドカップは、当時、フランスのレキップ紙の記者だったセルジュ・ラング氏がサッカーのワールドカップを参考に提案し、1966年、チリのポルティーヨでの世界選手権開催に合わせて行われたFIS理事会で承認され、翌1966/1967シーズンから実施された。
その記念すべき第1戦はドイツのベルヒテスガーデンで男子スラロームが行われ、オーストリアのハインリッヒ・メスナーが優勝している。ファーストシーズンに総合優勝したのは、男子がフランスのジャン・クロード・キリー、そして女子はカナダのナンシー・グリーンだった。あれから50年、FISはその歴史を記念して写真のビブを作成した。
重厚感あふれるグレーベースのビブに、これまで開催された27か国、187会場の名前がプリントされている。初の日本大会となった1973年の新潟県・苗場スキー場をはじめ、日本で最も多くのレースが開催された北海道・富良野スキー場、長野県・白馬八方尾根スキー場、盛岡・雫石スキー場、長野県・志賀高原の5会場もプリントされている。ビブは先に開催されたFISカレンダーカンファレンスの、アルペンワールドカップ小委員会で関係各国に配布されたもの。
■ワールドカップ日本大会の足跡
年度 |
会場 |
実施種目 |
備考 |
1973年 |
苗場スキー場 |
男女GSL/SL |
SLで柏木正義10位初入賞 |
1975年 |
苗場スキー場 |
男女GSL/SL |
|
1977年 |
富良野スキー場 |
男女GSL/SL |
|
1979年 |
富良野スキー場 |
男女GSL/SL/PSL |
|
1981年 |
富良野スキー場 |
男女GSL/SL |
|
1983年 |
富良野スキー場 |
男女GSL/SL/PSL |
|
1985年 |
富良野スキー場 |
男子DH/SG |
|
1986年 |
富良野スキー場 |
女子DH/SG |
|
1987年 |
富良野スキー場 |
男子DH/SG |
DHで相原博之9位入賞 |
1989年 |
富良野スキー場 |
男女GSL/SL |
|
志賀高原 |
男女GSL/SL |
|
|
1991年 |
富良野スキー場 |
女子DH/SG |
|
雫石スキー場 |
女子DH/SG |
SGキャンセル |
|
1992年 |
雫石スキー場 |
男子DH/SG |
DHキャンセル |
1995年 |
富良野スキー場 |
男子GSL/SL |
|
1997年 |
八方尾根スキー場 |
女子DH×2 |
|
志賀高原 |
男子GSL/SL |
木村公宣SL4位 |
|
2001年 |
志賀高原 |
男子GSL/SL |
|
2003年 |
志賀高原 |
男子GSL/SL |
GSLキャンセル |
2006年 |
志賀高原 |
男子SL×2 |
佐々木明第1戦2位 |
2016年 |
湯沢・苗場スキー場 |
男子GSL/SL |
|