競技
2017/09/19【REPORT 第1次スノーボード(スノーボードクロス)遠征】
ワールドカップ初戦&他国合同トレーニングを終えて
【RESULT】桃野慎也選手(ウィンコーポレーション)
FISスノーボード・ワールドカップ セロ・カテドラル(アルゼンチン)大会
●男子スノーボードクロス第1戦36位 オフィシャルリザルト
●男子スノーボードクロス第2戦50位 オフィシャルリザルト
8月18日よりスタートしたアルゼンチン遠征では、序盤に他国合同トレーニングを経てワールドカップ初戦へ挑みましたが、充分な結果を残すことができず、悔しい思いをしました。
遠征序盤、世界最南端のスキー場、セロ・カスター(アルゼンチン)の専用コースにて、7ヶ国合同のトレーニングを行いました。トリノ、バンクーバー、そして平昌オリンピックでもコース造成に関わるWhite Industries Ltdが主催するチーム用のセッションで、毎日整備された環境でトレーニングを行うことができました。専門のシェーパー、マーカーが常に現場におり、ゴールからスタートまでキャット(雪上車)で上げてもらえる素晴らしい環境でした。強豪のアメリカチームをはじめ、トレーニングパートナーをお互いに活用し合える素晴らしい内容となりました。
ワールドカップ会場となったセロ・カテドラルは初のワールドカップ開催ということもあり、コース自体は大きく見えますが、実際はラインの自由度がほとんどないコースで、女子選手がクリアできない大きなセクションもあり、日々コースのアップデートがありました。
そんな中、第1戦は6人ヒートで開催され、狭いラインに選手が集中してクラッシュが多く、翌日の第2戦は4人ヒートに変更されました。天候も目まぐるしく変わり、ワックスのチョイスも難しい状況でした。桃野選手は集中した良い状態で臨めましたが、力強い滑りが出せず、苦い結果となりました。次回に向けて課題にしっかりと取り組んでいきたいと思います。
報告/スノーボードクロスコーチ 五十嵐 幸太