競技

2017/09/25

【REPORT】第1次スノーボード・スロープスタイル遠征
スロープスタイルWC初戦で鬼塚が2位、岩渕が4位

 今季のスロープスタイル・ワールドカップ初戦への参戦を含むニュージーランド遠征が、8月23日からスタートしました。多くの指定選手がカードローナ(ニュージーランド)で行われたコンチネンタルカップに出場するため、23日以前に現地入りし、大会参加兼雪上トレーニングを重ねていました。ワールドカップ大会期間中は天候にも恵まれ、選手たちは予選・決勝に向け各々のルーティンを確認しながら、公式トレーニングに臨みました。

 

 

ジブセクションをアウトする國武選手

ジブセクションをアウトする國武選手

 

 

 女子選手では鬼塚雅選手(星野リゾート)、岩渕麗楽選手(ムラサキスポーツ)の両選手が、バックサイドダブルコーク1080°など高難度トリックの調整を行うなど非常に内容の濃いトレーニングを進め、男子はバックサイドダブルコーク1080°を中心に、トリプルコークや1440°などの高回転トリックをルーティンに組み込むべく調整を行いました。そんななか、スイッチスタンスのトリックでアプローチのシュガースノー(サラサラで固まらない砂糖のような雪)に板を取られた藤森由香選手(チームアルビレックス新潟)が離陸に失敗し転倒。病院では軽い脳震盪と診断されましたが、今大会では大事をとって出走を取りやめる事になりました。

 

 

滑走前の藤森選手

滑走前の藤森選手

 

 

 9月3日は男女予選が行われました。男子は大久保勇利選手(ムラサキスポーツ)、宮澤悠太朗選手(バートン※強化指定外)、國武大晃選手(STANCER)が参戦しましたが、残念ながら3選手ともシュガースノーのジャンプアプローチなどに上手く合わせることができず、予選敗退となりました。

 一方、女子は鬼塚選手、岩渕選手、広野あさみ選手(TJR)が参戦。広野選手は練習時から調子が上がらず予選敗退となりましたが、鬼塚選手は予選ヒートを4位で通過、岩渕選手はワールドカップ初参戦にもかかわらず危なげない滑りでヒート2位通過となりました。これにより、日本チームからは女子2名が翌日のファイナルに駒を進めました。

 

 

雲海のカードローナスキー場

雲海を望むカードローナスキー場

 

 

 9月4日の決勝、鬼塚選手は1本目で79.96をマークし2位に付けました。岩渕選手は2本目で70.56をマークし4位。その後、順位の変動なくそれぞれの順位をキープし、鬼塚選手は今季初戦で2位という成績を収めました。また、岩渕選手は表彰台こそ逃したものの、ワールドカップ初参戦で4位入賞を果たし、今後のサーキットに大きく弾みを付けることができました。

 

 

決勝スタート前の鬼塚選手と岩渕選手

決勝スタート前の鬼塚選手と岩渕選手

準優勝 鬼塚選手

準優勝の鬼塚選手

 

 

 大会終了後の5日は全選手オフとし、それぞれでワナカを散策したり、スケートボードや軽いコンディショニングトレーニングなどでリラックスして過ごしました。

 

コンディショニングトレーニング

コンディショニングトレーニング

 

 

 遠征はそのまま10日まで雪上トレーニングを予定していましたが、大きく天候が崩れジャンプの練習はすることができませんでした。そこで遠征序盤と同じくジブセクションを中心に、それぞれの苦手の克服をできるよう練習を行いました。

 次戦は10月末からのヨーロッパ2連戦(共にビッグエア)です。ビッグエア初戦となるので、ここでも良い成績を残し、その後に続くビッグエアのワールドカップに弾みを付けたいと思います。引き続き応援をよろしくお願い致します。

 

JAPAN SSBA TEAM

JAPAN SS/BA TEAM

 

 

報告:スロープスタイル/ビッグエアコーチ 今井勇人