競技

2017/11/05

【REPORT 第5回スノーボード競技(HP)タレント発掘育成事業合宿】
アメリカ遠征に向けて

 スノーボード・ハーフパイプのタレント発掘育成チームの合宿は、今回より新たにユース指定された中川海秀選手(新日本スキー研究会)と、強化C指定の浅谷純菜選手(関東スノーボードクラブ)の2名が加わり、計5名の指定選手で開催されました。現チームとしては初めての海外遠征に向けて、雪上トレーニングやフィジカルトレーニング、生活のルーティンワークに加え、「代表選手とは」ということを学ぶことが目的の合宿です。

 

 

1集合写真

 

 

 初回より参加している選手3名のトレーニング中の動きは、前回よりも明らかに動作・格好が良くなっていました。各自きちんと課題を持ち帰り、日常的にトレーニングしている様子がうかがえました。チーム合宿と合同合宿の内容を重ねることにより、トレーニングの重要性を知り、ふたたび各自が課題を持ち帰ることでトレーニングを継続・習慣化することができ、アスリートとしての自覚が芽生えてきているようです。

 

 

口寸保頼央選手(高鷲スノーパークスキークラブ)のFS360

冨田るき選手(開志国際高校)のFSエアー

 

 

 宿舎での講習では、日本古来より伝わる「守破離」の考えについて学び、基本の大切さを確認し合いました。「守破離」の考えを、自分のスノーボード技術に置き換え、現状と今後について自分の言葉で発表することで、今の自分を把握し、今後どのようにするべきかを考える良い機会になりました。

 

 

体育館でのフィジカルトレーニング

ケアを受ける平野流佳選手(ムラサキスポーツ)

講習『守破離』について学ぶ

 

 

 アメリカ遠征に帯同する神戸コーチや菅原トレーナーと、遠征中のトレーニングと生活について具体的な打ち合わせを行い、確認しました。遠征が近づくにつれ、少しずつですが代表選手としての自覚が芽生えているようです。

 

 

シャトルラントレーニング

 

 

 今回より2名の選手が加わったことで、チームのムードも活気づいてきました。今季始動したばかりのスノーボード・ハーフパイプ育成チームですが、今後とも応援の程宜しくお願いいたします。

 

 

ミーティング

 

 

 

報告者:強化委員 山崎 聡