競技
2017/12/04【REPORT 第3次スノーボード(ビッグエア)遠征】
鬼塚雅選手が2位、國武大晃選手が4位入賞!
第3次スノーボード(ビッグエア)遠征として、北京(中国)で行われたFISワールドカップに参戦しました。
到着日の夜はウェルカムパーティを兼ねた夕食が準備されており、日本チームもそこで軽めの夕食を取り翌日に備えました。
公開練習初日、日本は第3グループでした。日が陰りアプローチからランディングまでは非常に硬く、また後半は向かい風にも悩まされ慎重に練習に挑みました。翌日の予選では國武大晃選手(STANCER)が、BSトリプルコーク1440でヒートを2位通過。鬼塚雅選手(星野リゾート)もCAB900で同じく2位通過し、最終日のファイナルに駒を進めました。
決勝はナイトイベントのため、日が落ちてからのスタートとなりました。鬼塚選手は決勝1本目に予選でも決めたCAB900を持ってきましたが、軽いハンドタッチがあり思うように点数が伸びませんでした。2本目はB720で確実にメイクし、3本目にBSダブルコーク1080で勝負に出ましたが惜しくも転倒。しかし、1本目と2本目の合計で今季2度目の準優勝が確定しました。
男子の國武選手は1本目に、こちらも予選で決めたBSトリプルコーク1440で確実にポイント獲得を狙いにいきましたが転倒。2本目は技を変えてFSトリプルコーク1440を見事にメイクして、90点台を出しました。3本目に勝負に出た國武選手は、BSトリプルコーク1620を繰り出すも転倒してしまいました。しかし、2本目のポイントが大きく影響しワールドカップ自己最高位である4位を獲得し、自身のオリンピック枠獲得に向けて大きく前進しました。
次戦のドイツでのワールドカップは、國武選手は初の表彰台を、鬼塚選手はオリンピックを見据えた戦いとなるでしょう。引き続き応援よろしくお願い致します。
報告:スノーボード スロープスタイル/ビッグエアコーチ 今井勇人