競技

2017/12/05

【REPORT 第4次スノーボード(ビッグエア)遠征】
鬼塚雅選手が2位、大久保勇利選手も2位入賞!

 12月2日、ドイツ/メンヒェングラートバッハでスノーボード・ワールドカップのビッグエア第3戦が行われ、日本からは男子は大久保勇利選手(ムラサキスポーツ)、國武大晃選手(STANCER)が参戦。女子は鬼塚雅選手(星野リゾート)、藤森由香選手(チームアルビレックス新潟)、広野あさみ選手(TJR)、岩渕麗楽選手(キララクエストスノーボードクラブ)が参戦しました。

 

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現在のスロープスタイル/ビッグエア日本代表チームがそろいました

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霧の中予選が開始されました

 

 

 予選では男子第1ヒートに大久保選手、國武選手が出場。大久保選手はバックサイド1440で予選を1位通過。國武選手がトリプルコーク1440で挑みましたが、飛距離が少し足りなく予選敗退に終わりました。

 女子は藤森選手がバックサイド720で予選を3位で通過。鬼塚選手がキャブ900で6位通過。岩渕選手はバックサイド720で飛距離が足りず13位で予選敗退。広野選手もうまくキッカーに合わせることができず23位で予選敗退という結果でした。

 

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決勝はナイトセッションです

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第2戦に続き準優勝の鬼塚雅

 

 決勝はナイトセッションという形でライブイベントと並行して行われました。3本滑り2本が違う方向のスピンをやらなければいけないルール。鬼塚選手は1本目にキャブ900で少し着地のバランスを崩しましたがなんとか成功。3本目にバックサイド720でうまく着地を合わせてきました。

 

 藤森選手は1本目、バックサイド720で自己最高点を出し、2本目と3本目はキャブ720を出してきましたが、着地が合わずに失敗ジャンプ。鬼塚選手が172.5ポイントで2位、藤森選手が132ポイントで4位となりました。

 

 大久保選手は1本目、バックサイド1440で順調に3位をキープ。2本目、3本目にスイッチバックサイド1260にトライしてその3本目が評価され、合計168.5ポイントで2位に入ることができました。

 

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優勝のマーカス・クリーブランドと準優勝の大久保勇利選手

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男女の表彰者

 

 鬼塚選手は2戦連続の表彰台、男子も大久保選手や國武選手が大きく躍進を遂げるなど、スロープスタイル/ビッグエアチームは上昇気流に乗っていることを確認することができた結果と言えるでしょう。

 

 

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公式練習前のアップをしている大久保勇利選手

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公開練習後のクールダウン中の選手たち

 

 ビッグエアの次戦は12月10日、アメリカのカッパーマウンテンで行われる予定です。引き続きご声援をお願いいたします。

 

報告:スロープスタイル・ビッグエアコーチ 西田 崇