競技

2017/12/21

【REPORT 第3次スノーボード(アルペン女子)遠征】
学びは終わり、2018年からは攻め切るレースで!

 ニュージーランド、アメリカと充実した遠征を終えて、開幕戦が行われるイタリアへ入りました。

 開幕戦となったカレッツァのパラレル・ジャイアントスラローム(PGS)は例年、良い感触を得ているコースであり、予選でもある程度の手応えを感じて決勝へ進むことができました。しかし、決勝では緩斜面に入った瞬間に勝てると感じてしまい、100%攻め切れずに後半を滑り終えたことが大きな敗因となりました。

 1年に1度、こういったレースをしてあらためて反省をすることで、最後まで滑りきること、戦いきることの大切さを学ばされます。今季はGSに対する自信が過信になっていたことは大きな反省点です。

 

FIS Snowboard World Cup - Carezza ITA - PGS - TAKEUCHI Tomoka JPN © Miha Matavz

@FIS MIHA

 

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 また今季、トレーニングを積んでいないSLに出場する予定はありませんでしたが、コルティナ・ダンペッツォでは前日にスタートすることを決めました。今回、SLではとても新鮮な気持ちでスタートすることができました。大きなものを求めていない自分に対して、背負うものがない楽さ、若い頃のただただ予選通過を目指して貪欲にスタートしていた頃の気持ちを、あらためて感じることができました。

 

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 自信が過信となっていたGS、そしてある程度開き直って挑戦者としてスタートしたSL、全く異なる心境の2レースから多くのことを学ばされました。

 学びとなるレースはここまです。

 2018年から始まる新たなレースに向けて、スタートからゴールまでしっかりと攻め切り、良いご報告をみなさまにできるように頑張ります。今後も応援よろしくお願いいたします。

 

報告:竹内智香

 

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