競技
2017/12/21【REPORT 第3次スノーボード(アルペン)遠征】
ヨーロッパにてスタートした大会シーズン、参戦報告
今回の遠征を皮切りに、我々スノーボードアルペンチームの、今季の戦いが始まりました。
迎えた12月1日~2日、フェルダース(イタリア)で行われたFISレースでは、前回の合宿での取り組みがレースで発揮され、斯波正樹選手(RIZAP)が2日間とも優勝。神野愼之助選手(トヨタ自動車スキー部)が2位、3位と連日の表彰台。佐藤江峰選手(パーキングポイント)と家根谷依里選手(大林組スキー部)も3位表彰台に上るなど、Japan teamが欧米の選手達にその力を見せたレースとなりました。
12月9日~10日のホッヒフューゲン(ドイツ)でのヨーロッパカップは、その顔ぶれはほぼワールドカップレベルの選手たち。このレースが、この後に控えているワールドカップの行方を占う絶好の舞台となり、斯波選手、神野選手、家根谷選手、佐藤選手は決勝ラウンドへと進出。佐藤選手が3位表彰台を射止めるなど、Japan teamの強さ、速さを発揮することができました。
満を持して迎えたワールドカップ開幕戦(カレッツァ/イタリア)。男子は神野選手がなんと、1本目片側コースでラップタイムを叩き出し、会場は神野コールに包まれました。斯波選手も決勝で9位と日本男子過去最高位を記録。家根谷選手も11位とファイナル進出果たしました。さらに、続くコルティナ・ダンペッツォ(イタリア)でも神野選手が10位、佐藤選手が12位とファイナル進出を果たし、全員が確実に歩みを進めることができました。
応援していただける全ての皆様の想いに応えるため、我々は明けて2018年1月のワールドカップで、平昌オリンピックへつながる成果を確実に獲得しにいきます。
報告:スノーボードアルペンチーム 千葉 淳