12月26日（火）～28日（木）の3日間、北海道釧路市阿寒湖温泉・阿寒湖畔スキー場にてアルペンセッター研修会を実施しました。全国各地からSAJ公認セッター有資格者や今年度SAJ公認セッター受験予定者17名が参加しました。

　学科研修の内容は、セッティテングやルール、ポイント計算などはもちろんですが、皆川賢太郎部長からは「選手・皆川賢太郎が強くなったプロセス」、滝下靖之ナショナルチームヘッドコーチからは「選手強化とセッティング」、加藤清孝技術運営委員長からは「クラブチームの運営について」講義をしていただきました。選手強化や育成、クラブチームの運営のために指導者が取り組むための知識とその方法など今後の活動にすぐに活用することのできる大変貴重なお話しをしていただきました。

　実技研修は、全日本選手権の女子GS，男女SLのコースセッティングの補助とインスペクションをしながらの技術向上のための意見交流をしながら進めていきました。また、それぞれのセッターにどのような目的または考えをもってセットしたのかという構想や意図などの講評もしてもらいました。受講者からは「斜面変化に富んだ難しいコース、そして、かなりのハードバーンでのセッティングと日本のトップ選手の滑り見ることができて大変勉強になった」という声が多かったです。

　受講者の方には今シーズンの選手強化・育成や大会運営でのご活躍を期待しています。