競技
2018/03/29【シーズン報告/コンバインド】
渡部暁斗が初のワールドカップ総合優勝を達成!
2017/2018シーズンのFISワールドカップのサーキットもすべて終了。今シーズンのSNOW JAPANの活躍を振り返ります。
ノルディックコンバインドでは渡部暁斗選手(北野建設スキークラブ)が自身初のワールドカップ総合優勝を達成。過去6シーズンにわたって、個人総合で3位以内をキープしている渡部選手にとって、悲願のクリスタルトロフィー獲得となりました。
同競技では日本人歴代シーズン最多となる8勝を記録し、シーズンをとおして安定した力を発揮。平昌オリンピックでもメダルを争ったライバルたちをシーズン終盤で引き離し、日本人では荻原健司氏以来、23年ぶりの偉業達成となりました。
●FISノルディックコンバインド・ワールドカップ個人総合順位
順位 | 氏名 | 国名 | ポイント | ||
1 | 渡部 暁斗 | 北野建設スキークラブ | 1495 | ||
2 | Jan SCHMID | NOR | 1133 | ||
3 | Fabian RIESSLE | GER | 1087 | ||
20 | 山元 豪 | ダイチ株式会社 | 261 | ||
21 | 渡部 善斗 | 北野建設スキークラブ | 239 | ||
33 | 永井 秀昭 | 岐阜日野自動車スキー部 | 114 | ||
35 | 渡部 剛弘 | ガリウムスキークラブ | 87 | ||
37 | 加藤 大平 | サッポロノルディックスキークラブ | 81 | ||
48 | 清水 亜久里 | ユーグレナスキー部 | 26 | ||
50 | 曽根原 郷 | 東京美装グループスキー部 | 23 | ||
58 | 中村 優斗 | 明治大学 | 13 | ||
66 | 永峯 寿樹 | 明治大学 | 6 | ||
73 | 傳田 英郁 | 飯山高校 | 1 |
また、渡部選手は今シーズンのFIS(国際スキー連盟)ノルディックコンバインドの最優秀選手に選ばれました。この賞は10カ国のメディア関係者の投票によって選出されるもの。渡部選手が名実ともにこの競技のトップアスリートであることの証明と言えるでしょう。
渡部選手のほかにも、今季ひと桁順位を記録するなど大きく躍進を遂げた山元豪選手(ダイチ株式会社)が総合で20位、渡部善斗選手(北野建設スキークラブ)が21位になり、チーム力も高まってきています。
来シーズンもSNOW JAPANノルディックコンバインドチームへのご声援をお願いいたします。