5月9日（水）から12日（土）にかけて、第6回フリースタイル（モーグル）合宿と第6回フリースタイル（エアリアル）合宿が合同で行われました。本合宿は両チームとも新体制でのスタートを切る位置づけとなり、合同で行うことで両競技間のコミュニケーションや情報共有を図りながら、新シーズンに向けた体力測定を中心に行いました。大きな目標となる4年後の北京オリンピック、また8年後のオリンピックに向けて、各選手の課題を洗い出すことが目的です。

　プログラムには体操トレーニングも取り入れました。モーグルとエアリアルは競技は異なりますが、ともに空中での身体のコントロールやバランス感覚が重要であることは共通しています。体操競技の経験者である田原直哉選手兼任コーチによる指導で、選手たちは上達に向けて良いヒントを得ることができたようです。

　体力測定に伴い、米澤ストレングス＆コンディショニングコーチからなぜ測定やトレーニングを行うのかを説明していただき、選手たちはトレーニングに対する理解を深めることができました。また、岡澤メンタルトレーナーによる目標設定も行い、心技体智のすべての面においてプランを明確にすることができた合宿でした。

　たくさんの収穫が得られた今シーズンを終えて、来シーズンに向けてモーグル＆エアリアルチームは早くも動き出しています。今後も両チームへのご声援をお願いいたします。

報告：モーグルチームコーチ／城 勇太

エアリアルチームコーチ／綿貫 雅弘