競技
2018/05/21【REPORT/国際スキー連盟(FIS)総会】
おもなトピックス
5月13日~19日にかけて、ギリシャのコスタ・ナヴァリノでFIS(国際スキー連盟)の総会が行われました。この総会で議題に挙がったおもな事項をお知らせいたします。
◆2018/2019シーズン FISワールドカップ・カレンダー決定
各競技のカレンダーが決定し、FIS公式サイトに掲載されています。また、その後のシーズン(2019/2020~2021/2022)のカレンダー案についても、追って公開されるとのこと。
◆FIS世界選手権・ジュニア世界選手権開催地決定
●2022年 FISスキージャンプ・フライング世界選手権大会:ヴィケルスン(ノルウェー)
●2023年 FISフリースタイルスキー&スノーボード世界選手権大会:バクリアニ(ジョージア)
●2023年 FISアルペンスキー世界選手権大会:メリベル/クーシュベル(フランス)
●2023年 FISノルディックスキー世界選手権大会:プラニッツァ(スロヴェニア)
●2019年 FISノルディック・ジュニア世界選手権大会:ヴォカッティ→ラハティ(フィンランド)に変更
●2020年 FISアルペン・ジュニア世界選手権大会:ナルヴィック(ノルウェー)
◆おもなルール変更
●スキージャンプ
女子のヒルサイズの制限がなくなり、ラージヒル競技が行われることになりました。また、今夏のサマーグランプリでもラージヒルの競技が行われます。
●ノルディックコンバインド
FISジュニア世界選手権において、女子の競技が正式に採用されることとなりました。
◆FIS理事選
理事選が行われジャン・フランコ・カスパー氏(スイス)が会長に再選。日本からは村里敏彰SAJ常務理事が満票(121票)を獲得し理事に再選されました。また、その後のFIS理事会にといて副会長に再任されました。
その他の決定事項などについて、FIS公式サイトをご覧ください。
◆アジアスキー連盟総会
また、FISの総会とは別に、5月15日にアジアスキー連盟総会が開催されました。開会にあたってFIS会長のジャン・フランコ・カスパー氏及びFIS事務総長のサラ・ルイス氏より、世界のスノースポーツにおけるアジアスキー連盟の重要性や、今後の発展について、貴重なお言葉をいただきました。
その後の会長選挙において、全会一致で村里敏彰SAJ常務理事が会長に選任されました。今後、アジアのスキー発展において、より一層のリーダーシップが日本に求められることになりそうです。