2018年7月25日〜27日の日程で、国立スポーツ科学センター（東京都）にて第5回スノーボード（スノーボードクロス）合宿が行われました。参加したのは中学3年生〜高校3年生のスノーボードクロスUランク指定選手の6人です。

　今回の合宿の目的は、前回の合宿で行った体力測定結果から1ヶ月経った進捗状況の確認と、各自で実践しているトレーニングフォームの確認です。そのほかにもドーピング研修、JOCキャリアアカデミーによるコミュニケーション研修を受講しました。各選手、トレーニングの進捗状況は順調で、これを継続していくことが望まれます。

　トレーニングフォームの確認では、正しいフォームを意識しなければ、目的の筋肉が鍛えられないということの重要性を理解しました。

　ドーピング講座ではサプリメントなどは成分の全てが表記されていない場合があり、身体に取り入れるものには自分自身で責任を持たなければならないということを学びました。

　コミュニケーション研修では、相手に敬意を持って接するということの重要性を学びました。それにより、普段から周りの大人たちに言われてきたことの意味や、仲間や友人との接し方の重要さをあらためて学ぶことができました。

　今期3回目の合宿となる今回、選手たちにも自主性が芽生え、一流選手に必要な心構えなども理解が深まって来たように思います。今後も、彼ら選手がこの経験を人生の糧とできるような気づきを与えられる場に、チームとしてもしていきたいと思います。

報告／スノーボードクロスチーム・ジュニアコーチ  西山 宏美