競技

2018/08/27

【REPORT 第1回フリースタイル競技(モーグル)タレント発掘育成事業合宿】
新たなチームで実践トレーニングの第一歩

 2018年8月5日~12日までウォータージャンプ宮城において、第1回フリースタイル競技(モーグル)タレント発掘育成事業合宿が開催され、選手6名が参加しました。

 今回の合宿は新体制のメンバー、スタッフになってから初めての、スキーを履いたエア技術実践トレーニングをメインとした合宿となり、個々のエア技術に対する長所や現在抱えている修正点、今後のトレーニングでの注意点の把握などを目的として行われました。

 また、フィジカルやメンタルにおいても個々の状態を把握し、現在の状況から今後に向けての目標を明確にし、来るシーズンに向けて第一歩を踏み出しました。

 

 

集合写真

 

ビデオチェックす荻原和選手

ビデオチェックする荻原和選手(松本大学)

 

 

 

 ウォータージャンプでは、前方、後方、側方の3方向からビデオを撮り、一本一本の基本的な動作の確認に多くの時間をかけ、わずかな体の使い方のミスから起こる修正点をしっかりと意識しトレーニングを行いました。また、新たな技の習得に向けた課題や、現在習得している技の完成度をより高めるために意識する部分などを、より細分化してチェックを実施していくことで、多くの収穫を得ることができました。

 

 

元野響選手

元野響選手(富山FSC)

梶原千裕選手

梶原千裕選手(東海大学札幌スキークラブ)

 

 

 

 フィジカルトレーニングではオフシーズンから取り組み実施しているメニューを再確認し、正しい動作での実施を目的として行いました。ウェイトを使ったトレーニングではそれぞれ成長が見られていました。ウォータージャンプトレーニングの後もしっかりと多くのフィジカルトレーニングを行い、心身ともに強いアスリートを目指す取り組みをすることができました。

 

 

フィジカルトレーニングの様子

 

 

フィジカルトレーニングの様子

 

 

 

 

 夕食後、定期的に行われたミーティングでは今後の合宿での取り組み内容や課題、大会スケジュールなどを再確認し、それぞれのやるべきことを明確にしました。また、メンタルトレーニングに関しても真剣な表情で勉強し多くのことを学ぶことができました。

 

 

メンタルトレーニングの様子

 

 

 1週間の合宿を終えて選手それぞれが多くのことを学び、今後何が必要かをしっかりと認識する充実した内容で終えることができました。

 フリースタイル競技モーグル種目タレント発掘育成事業は、スポーツ振興くじの助成を受け実施しています。このような活動を通し、世界に通用するトップアスリートの育成を目指していきますので、今後も応援よろしくお願いいたします。

 

報告/モーグルチーム・テクニカルコーチ 島谷 博幸