競技

2018/08/29

【REPORT 第2回スノーボード競技(ハーフパイプ)タレント発掘育成事業合宿】
バイオメカニクスを取り入れたジュニア世界選手権に向けての調整

 

 8月11日~12日の日程で、スノーボード・ハーフパイプのUランク指定選手を対象にした第2回スノーボード競技(ハーフパイプ)タレント発掘育成事業合宿を山梨県・カムイ御坂スキー場で開催しました。

 本合宿は8月下旬からニュージーランドで行われるジュニア世界選手権に出場する選手の調整と、ユース指定選手の基礎技術向上を目的として行いました。

 

 

参加選手とスタッフ

 

平野流佳選手(ムラサキスポーツ)のエア

 

 

 

 今回、チームの新たな取り組みとして、動作解析スタッフの白川トレーナーを招聘し、バイオメカニズムの観点からのアドバイスや、動画を使った選手個別のフィードバックを行いました。選手それぞれの癖の修正や、高く飛ぶために必要な動作のトレーニングを行い、初日に比べて2日目の方が明らかにスムーズに高く飛んでいることを目視でも確認することができ、取り組みへの手応えを得ることができました。

 

 

白川トレーナーによる動作解析講習

フィードバック

同じくフィードバック

 

 

 

 ジュニア世界選手権に向け選手達は合宿初日から積極的な取り組みを見せ、間近に迫った大会への調整を終えました。本大会では各選手が持っている力を出しきれるよう準備をして臨みたいと思います。

 また、今回合宿に参加した10代前半のユース選手たちは、今後につなげる基礎技術のベースアップが大きな目的でした。合宿中にも各選手の成長が見られ、今後への期待も高まる合宿となりました。

 シーズン本番を見据え、夏季の期間で土台作りをしっかり行っていきたいと思います。  

 

報告/スノーボード・ハーフパイプコーチ 青野 令