競技

2018/09/20

【REPORT 第3次スノーボード競技(アルペン)タレント発掘育成事業遠征】
初の大舞台を経験したジュニア世界選手権

 
 8月21日~9月8日の日程で、ニュージーランドおいて第3次スノーボード競技(アルペン)タレント発掘育成事業遠征が開催されました。今遠征は2017/2018シーズンのFISジュニア世界選手権参戦を目的とし、戸田大也(中京大学)、篠原琉佑(茅野市スキー協会)の2選手が参加しました。
 
 
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 事前練習では、ゲレンデの協力もいただき、また天候にも恵まれ計画通り練習ができました。宿舎では日本人オーナーの方が食事を用意してくださり、日本食をいただくことで栄養面も充実しました。2選手は、昨シーズンから繰り返し練習しているターンとターンの繋ぎ、ターン中の動作の精度を上げるトレーニングを徹底的に行いました。冬季シーズンからかなり時間が経過していましたが、滑走を増やす度に少しずつ感触を取り戻しました。
 
 
 
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 レースは予選2本の合計タイムが成績に大きく影響することから、1本目から100%の滑りが求められました。初舞台の緊張もありましたが、本数を重ねることで本来の滑りができました。
 1日目パラレルGSは、戸田選手が決勝トーナメントに進出し、1回戦で敗退したものの決勝ではとても良い滑りをしました。2日目パラレルSLは、篠原選手が決勝トーナメントに進出し、こちらも決勝では気迫溢れる滑りをしました。
 
 
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 競技に集中すること、練習の内容を試合のコースで出し切ること、0.1秒の為にこだわることがいかに大切か経験させていただきました。良かったことや反省し改善することなど、この経験を今後の意欲と行動に繋げ、多くの皆様に応援していただけるようなチームに成長してまいりたいと思います。どうか新チームへの応援をよろしくお願い致します。
 
 
報告/スノーボードアルペンコーチ 鶴岡剣太郎