スノーボード・ハーフパイプチームは、10月28日から31日までの日程で第1回スノーボード（ハーフパイプ）合宿と第10回スノーボード競技（ハーフパイプ）タレント発掘育成事業合宿を、国立スポーツ科学センターと味の素ナショナルトレーニングセンター（東京都）で併催しました。

第10回スノーボード競技（ハーフパイプ）タレント発掘育成事業合宿に参加したUチームのメンバーたち

9月にニュージーランドで行われたジュニア世界選手権の報告

★今合宿の目的

【トップチーム】

　11月2日から始まる第1次スノーボード・ハーフパイプ遠征に向けて各選手の目標の最終確認、 フィットネスチェックでのトレーニングの成果確認、各種講習を行い、選手として必要な知識と意識の向上をめざしました。

【Uチーム】

　シーズンの目標設定の最終確認と7月開催の合宿からのトレーニングの進捗状況確認、各種講習による基礎の知識の向上をめざしました。

筒井トレーナーによるトレーニング講習

トレーナーによるトレーニング講習

★合宿内容

【トップチーム】

　フィットネスチェックを行い、7月に行われた合宿からオフシーズンのトレーニングにかけての成果確認、筒井フィジカルトレーナーによるトレーニング講習、白川講師によるバイオメカニクス講習、大黒ゆきこ講師によるアンチドーピング講習、上田先生によるインテグリティ講習、治部ヘッドコーチによる2018/2019シーズンのチーム目的の共有、各トレーナーによる選手全員のコンディショニングチェック行いました。

【Uチーム】

　全選手フィットネスチェックを行い、計測したデータや状況から筒井コーチによるトレーニング計画の立案とエクササイズの実践、各トレーナーによるケアを行いました。インテグリティ総論では上田講師にスポーツに真摯に取り組む姿勢について学びました。アンチドーピング講習では大塚講師にアンチドーピングの基礎を学びました。また、治部ヘッドコーチによるチーム全体ミーティング、白川コーチによる動作解析講習も併せて行いました。

トレーナーによるケア講習

白川講師によるバイオメカニクス講習

★成果

【トップチーム】

　選手全員がこれから始まるシーズンに向けてしっかり目標が定まり、さらに各講師によって行われた講習で選手たちが色々な知識を学びました。

【Uチーム】

　今回、U選手は各専門スタッフのサポートを得ながらスノーボード日本代表選手としての自覚や取り組みを感じられる合宿となりました。

ドーピング講習

★今後の取り組み 

【トップチーム】

　これまでオフシーズンに準備してきたことを、これから始まる遠征での雪上トレーニングに繋ぎ、活かせるように取り組みを進めます。そして、今シーズンの目標である世界選手権での男子選手複数個のメダル獲得、女子選手メダル獲得に向けて、さらに歩みを進めていきます。

【Uチーム】

　Uチームは年末からのアメリカトレーニング遠征、2019年ジュニア世界選手権参戦と大きな目標をもって活動していきます。

報告／トップチーム：村上 大輔

　　　Uチーム：深澤 健悟

JOCインテグリティ講習

★総論

　本合宿は、新たな4年に向けてのチーム体制構築の第1歩となる合宿となりました。チームはこれまでの経験を今後に活かす良い流れができています。サポートにおける明確な役割を担うコーチ陣、トレーナー陣の自主性、JISS科学・栄養スタッフとの強固な連携、JOCによる選手力・競技価値向上に繋げるサポートなど、選手のパフォーマンス発揮、その先を見据えてのサポート環境を整え、選手と共に成長しチームとして戦う準備をしてまいります。

　スノーボード・ハーフパイプチームはトップチーム、Uチームそれぞれにおける確実な強化、育成環境の整備、構築を進め、「BEYOND MEDALS」を掲げ次の4年の目的達成に向けて進んでいきます。

報告／スノーボード・ハーフパイプ ヘッドコーチ：治部 忠重

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