競技
2018/11/27【REPORT 第3次スノーボード(ビッグエア)遠征】
大塚健・鬼塚雅が2位でWC3戦連続表彰台
11月23日~24日にFISワールドカップ・ビッグエア北京大会(エアーアンドスタイル北京)が開催され、第3次スノーボード(ビッグエア)遠征として参戦しました。日本からは大塚健選手(バートン)、飛田流輝選手(日本体育大学)、大久保勇利選手(ムラサキスポーツ北海道)、國武大晃選手(STANCER)、鬼塚雅選手(星野リゾート)、岩渕麗楽選手(バートン)の6名が参戦しました。
予選が23日に行われ、2本中1本のベストスコアが反映されるルールで、男子は大塚選手がキャブトリプル1440、大久保選手がバックサイド1620、飛田選手がバックトリプル1440で決勝に進みました。国武選手は日本出発前からフロントサイドトリプル1440を狙っていましたが、着地のわずかなミスで点数が伸びずに予選敗退。女子は岩渕選手がキャブ900、鬼塚選手もキャブ900で予選通過しました。
24日の決勝では3本中2本の異なったトリックの合計点数で競うルールで、大久保選手はバックサイド1620とスイッチバックサイド1260で7位、飛田選手はバックサイドダブルコーク1440とフロントサイド1440で4位、そして大塚選手はキャブトリプル1440とフロントトリプル1440で2位という結果を残しました。女子は岩渕選手がキャブ900とダブルコーク1080で6位、鬼塚選手もダブルコーク1080とキャブ900で2位でした。
惜しくも優勝を逃しましたが、今後3Dスピンを全選手が取り入れ、なおかつ安定感、完成度を高めていかないと、点数が90点台には届かないと感じた大会でした。今は日本チーム全体が世界レベルではありますが、つねに優勝するためにはその先を行く前人未到のトリックを開発していく必要があると感じました。今後3年間かけて、今取り組んでいる新しい練習方法などをさらに進化させて練習に励んでいきたいと思います。応援ありがとうございました。
報告/スノーボードSSBAコーチ 西田 崇
写真・撮影/Lee PONZIO