競技
2018/12/21【REPORT 第10次スノーボード競技(アルペン)タレント発掘育成事業遠征】
収穫と課題を得たヨーロッパ遠征
11月22日~12月11日の日程で、オーストリア、イタリアにおいて第10次スノーボード競技(アルペン)タレント発掘育成事業遠征が開催されました。
今遠征は、U指定選手が対象となり、FIS公認大会、ヨーロッパカップ出場と基礎トレーニング、また、チーム強化方針として定めたA指定選手との合同トレーニングを目的とし、鈴木湧也選手(CLUB HARO)、戸田大也選手(中京大学)、篠原琉佑選手(茅野市スキー協会)、豊田亜紗選手(Team Victoria)の4選手が参加しました。
基礎練習を行った氷河では良いトレーニングとなり、続くFIS公認大会もレベルの高いスノーコンディションでシーズンの良いスタートとなりました。
トレーニングは、昨シーズンから繰り返し練習しているターン弧、ターンとターンの繋ぎ、滑走中の動作に焦点を当てました。遠征中、1本でも良い感触を得られたことは、今後の自主練習にも活かされる大きな収穫になりました。
目的のひとつとしたヨーロッパカップは、積雪不足により大会延期となり今遠征では出場できませんでしたが、A指定選手との合同練習でトップ選手の滑りや雰囲気を間近に感じたことは、今後の意欲となり選手それぞれ持ち帰るものがありました。
大会では、練習の滑走を試合で出し切ることに集中してレースに挑み、成果と課題を明らかにしました。本遠征で経験した技術面、フィジカルと精神面をしっかりと整理し積み重ね、今後の活動に繋げてまいります。
報告/アルペンチームコーチ 鶴岡剣太郎