競技
2019/02/18【REPORT 第4次スノーボード(アルペン)遠征】
ワールドカップから世界選手権までを駆け抜けて
1月2日から2月8日までの期間、第4次スノーボード(アルペン)遠征として、スノーボードアルペンAチームはワールドカップ、ヨーロッパカップ、FISレース、そして世界選手権と、様々なカテゴリーの大会(全10戦)への参戦のため、オーストリア、スロヴェニア、ロシア、アメリカと、世界各地を飛び回りました。
1ヶ月以上の長期遠征とは言うものの、そのほとんどが大会参戦と移動というタフなスケジュールであり、選手たちは自分自身のコンディションをしっかりと確認しながら大会にベストな状態で挑み続ける必要があります。遠征に帯同してくださっているトレーナーの力も借りながら、遠征を乗り切りました。
今回の遠征においてはどのレースにも共通することでしたが、世界選手権は特にハードなコンデイションとなり、日本のみならず多くの選手たちが苦戦する結果となりました。
そのような中、短いコースで差がつきにくく難しいコンディションのワールドカップ・モスクワ大会においても決勝に進出し、シーズンを通して安定感を見せたのが佐藤江峰選手(谷口板金工業所)でした。また、世界選手権選考締切りに滑り込む形でワールドカップ決勝進出という基準をクリアしてきた神野槇之助選手(トヨタ自動車スキー部)は、勢いそのままに世界選手権においても力を発揮し決勝に進出。彼らしいライディングスタイルを確立しつつあります。
斯波正樹選手(RIZAP)は今回の遠征においてはなかなか苦しいレースが続きましたが、メンバーの中で唯一のオリンピアンであり年長者としてチームをまとめ引っ張っていく存在として、ベストを尽くすにはどうすべきなのかを常に考え続ける姿に、この後の遠征での結果を期待してほしいと思います。
また、今回の遠征にはUチームより3戦のワールドカップ出場権を獲得した三木つばき選手(CATALER)が世界選手権前までのスケジュールでチームに参加しました。結果だけを見ればまだまだ課題の多いものにはなりましたが、それでも今年がFIS出場初年度ということで、まずはリザルトを意識するのではなく、ワールドカップの雰囲気を肌で感じ自分の今の立ち位置を把握し、今後の目標や指針に繋がる遠征となっていることを願い、これからの活躍に期待していただきたいと思います。
束の間の日本滞在を終え、チームはアジアツアーとなる第6次遠征がスタートです。昨年オリンピックが開催された韓国の平昌、そして次の五輪開催地である中国の北京において初のワールドカップが開催されます。
チームとして全員で力を合わせ、さらに高いところへ突き抜けられるよう、残り半分となったワールドカップシーズンを全力で駆け抜けて参ります。いつも応援してくださるサポーターの皆様に心から感謝を申し上げるとともに、引き続きご声援の程どうぞよろしくお願いいたします。
報告/スノーボードアルペン・アシスタントコーチ 戸崎啓貴