競技

2019/04/15

【REPORT 第7次スノーボード(アルペン)遠征】
Aチーム、シーズン最後のヨーロッパ遠征を終えて

 

 3月4日から4月2日までの約1ヶ月間に渡り、スノーボードアルペンAチームは今季最後のワールドカップ遠征となった第7次スノーボード(アルペン)遠征を行いました。

 遠征直前に行われた全日本選手権では、Aチームのメンバーである神野槇之助選手(トヨタ自動車スキー部)とUチームのメンバーながら今回の遠征にも帯同した三木つばき選手(CATALER)が優勝。アイシーなコンディションで多くの選手が苦戦する中でも実力を発揮し、良いフィーリングの中で遠征に向かうことができました。

 本遠征はワールドカップ2戦とヨーロッパカップ2戦への参加となり、ワールドカップでは残念ながら思うような結果には至らなかったものの、ヨーロッパカップのログラ(スロヴェニア)大会では、パラレルGS1日目で神野選手が準優勝、斯波正樹選手(RIZAP)が4位、2日目には三木選手がベスト8に進出するなど、内容の良いレース展開をすることができました。

 

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 今回の遠征をもって、2018/2019シーズンのスノーボードアルペンAチームは全ての遠征スケジュールを終えました。シーズンを通して沢山のご声援をいただき本当にありがとうございました。

 この1シーズン、思うようなリザルトに繋がらず悩んだり、怪我に苦しんだり、いろいろな壁が選手個々に降り注ぎましたが、チーム一丸となって最後までやり遂げられたことに安堵しています。まだまだ北京五輪への4年は始まったばかりですが、各国の成長もめまぐるしいなか、TEAM JAPANとしても世界トップコーチであるフェリックス・スタドラ―コーチから沢山の事を学んだ、とても重要なシーズンとなりました。この経験を来季に、そして、これからの選手育成に繋げ、世界と高いポジションで戦えるチームとして成長していけるよう、選手・スタッフともに努力して参ります。

 引き続き応援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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報告/スノーボード・アルペンチーム アシスタントコーチ 戸崎啓貴