競技
2019/04/19【REPORT 第9次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征】
ジュニア世界選手権BA木俣椋真、川上蒼斗がワンツーフィニッシュ!
SS大橋陸飛が3位入賞
4月2~15日の日程で、第9次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征が行われ、スウェーデンのクラッペンで開催されたジュニア世界選手権に参戦しました。U指定選手2名に加え、シーズン中に参戦基準をクリアした6名の指定外選手で挑みました。海外大会初参戦の選手もいる中で、どのように各個人が、そしてチームとして好成績を残すことができるかがポイントとなりました。
多くの選手が初めてとなる北欧スウェーデンでの大会でしたが、想定以上に気温が低く雪面も硬い状況でした。怪我のリスクも潜む中、しっかりとウォーミングアップを行い、公式トレーニングの開始時刻より大幅に早くコースに出て、入念な準備を行うことで体を温め、硬い雪面に慣れる環境を作りました。選手たちも次第に環境にも慣れていき、それぞれのパフォーマンスが無理なく発揮できるようになってくると、日本チームの実力が発揮され始めました。
スロープスタイルでは男子で大橋陸飛選手(スノードルフィンスキークラブ)が3位、女子は奥山華波選手(キララクエストスノーボードクラブ)が5位、浅沼妃莉選手(ムラサキスポーツ)が6位入賞を果たしました。ビッグエアでは男子で、木俣椋真選手(ヤマゼンロックザキッズ)が優勝、川上蒼斗選手(オールアルビレックス)が2位、渡部陸斗選手(ムラサキスポーツ北海道)が6位となり、見事会場に「君が代」が流れる結果となりました。
さらに、今季他の日程・会場で開催されたすべての種目・チームの成績の合計により、日本チームとしても総合優勝を果たし、大きな成果を得られたのと同時に選手たちの成長につながる大会であったと感じています。
今シーズンの大会はこれで最後となります。皆さまの温かい応援のおかげでスノーボード・スロープスタイル/ビッグエアチームは非常に充実したシーズンを送ることができました。ありがとうございました。我々はすぐに次のシーズンの準備に取り掛かります。引き続き応援よろしくお願い致します。
報告/スノーボードSSBAジュニアコーチ 今井 勇人
写真・撮影/Lee PONZIO