8月1日（金）～8月4日（月）まで、国立スポーツ科学センターおよび味の素ナショナルトレーニングセンターにて、第1回フリースタイル（モーグル）合宿が開催され、モーグルの強化指定選手10名が参加しました。

　平昌オリンピックに向け、新しい4年のスタートを告げる今回の合宿。プログラムはモーグルの動きを意識したフィジカルトレーニング、そして目標設定のためのグループディスカッションおよび個人面談を中心に行いました。これらのプログラムを通じて自分の現状を理解し、選手個人の目標やこれからの競技活動の取り組みを確認することがテーマでした。

　合宿を担当した城勇太モーグルコーチは、「新年度、新体制でのキックオフ合宿で、選手それぞれシーズンに向けてやるべき課題が見えました。9月に開催するWJ合宿までに、皆どれくらいトレーニングできているか楽しみです。トップの選手はもちろんですが、若手の堀島選手、小林選手、伊藤さつき選手がチームの底上げをしてくれるのを期待しています。また今回合宿にご協力して頂いたスタッフ、関係者の皆様には心より感謝申し上げます。平昌オリンピックメダル獲得に向けて新モーグルチーム一同頑張ります」と語りました。

　世界のトップテンに入り活躍している選手と、若手の追い上げ。平昌に向け幸先の良いスタートとなる合宿でした。今後さらなる高みを目指し選手、スタッフ一同、ともに努力して参ります。

文責／斗澤 由香子

個の強化に加え、チーム力の強化がこれからの4年の課題のひとつ。グループディスカッションを行い、考えを深める

コーチも参加して、「チームとしての目標」を討議する

身体のすみずみまで、自分でコントロールして動かすことを強調したトレーニング

ウエイトトレーニングは、モーグル動作を意識して行うことがポイント