競技

2014/03/04

【REPORT フリースタイル】FISワールドカップ猪苗代大会
窮地を救った遠藤、星野の表彰台

 フリースタイル・モーグルのワールドカップ猪苗代大会は、上村愛子、伊藤みき、村田愛里咲のソチ五輪代表3選手がけがのため欠場するピンチを男子のエース、遠藤尚選手とソチの最終選考レースで3位に入って代表の座を射止めたシンデレラガール、星野純子選手が救った。

 モーグルでは表彰台に立てなかった陵選手だが、オリンピック代表選手として「恥ずかしくないレースを見てもらいたい」とデュアルモーグルにかけ、星野選手が3位~4位決定戦でみごとに今季2度目となる3位、そして遠藤選手モソチの悔しさをぶつけるように本来のタテに走るみごとなスキーさばきで2位に入った。

 女子の人気選手が出場しないという窮地をみごとに救った両選手。会場で観戦していた上村選手も惜しみない拍手を送っていた。

 

デュアルモーグル男女の1位~3位の選手

遠藤(左)と星野選手がダブルで表彰台を飾った