競技
2019/09/12【REPORT 第1次スノーボード(アルペン)遠征】
スタートにふさわしい原点回帰のトレーニング合宿
スノーボード・アルペンチームは8月18日~9月9日までの期間、イタリアのステルヴィオ氷河において第1次スノーボード(アルペン)遠征として雪上トレーニング合宿を行いました。氷河の硬いバーンでトレーニングを行うことで、滑りのポジショニングについての細かい確認やマテリアル一つ一つの反応をしっかりと確認できるメリットがあり、チーム全体が一貫した技術習得を徹底すべく、新しいシーズンをスタートするにふさわしい基礎に忠実なトレーニングを徹底的に取り組むスタイルで始まりました。
約3週間にわたるトレーニングセッションでしたが、半分のスケジュールはフリーライディングで、ポールを手に持ってポジションを1ターンごとに確認しながら滑るといったベーシックトレーニングを徹底的に行い、今一度基礎に立ち戻った上で、後半からゲートトレーニングに入り積極的な滑りの調整を行いました。
今季より新たに強化スタッフに加わる予定のインゲマー・ワルダーテクニカルコーチは、これまででメダリストを多数輩出しているスイス、オーストリアでコーチを務めてきた経歴があり、インゲマーコーチからは雪上でのテクニックはもちろんのこと、フィジカルトレーニングにおいても細かい指導を受け、選手たちは様々な部分で刺激を受ける日々となりました。
また、今回はUチームとの合同合宿ということで若い選手との共同生活もあり、新しい刺激とともに選手としても人としても手本となるAチームとなれるように、心技体揃っての新しいシーズンをベストに迎えられる準備をしてまいります。
2019/2020シーズンも引き続きスノーボード・アルペンチームへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
報告/スノーボード・アルペンチーム アシスタントコーチ 戸崎 啓貴