10月30日～11月2日の日程で横浜市スポーツ医科学センター、国立スポーツ科学センター、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第2回スノーボード競技（スノーボードクロス）タレント発掘育成事業合宿を行い、フィジカル測定とトレーニングのアップデート、そしてインテグリティ講習を行いました。

測定20分テスト

測定BP

フィジカル測定では、春から選手ごとにフィジカルの目標値を設定し、それを達成するために取り組んできた成果を確かに見ることができました。選手はトレーニングを持続することで良い結果が出ることを知り、モチベーションの向上にも繋がったと思います。

測定 DL

測定 BSQ

インテグリティ講習では日本代表における危機管理教育について学びました。一気に注目されることによるリスクとそれに対してどういった対策をしなければならないかを講師の方の話しを聞き、そしてその事についてグループディスカッションをすることにより深く学ぶことができました。日本代表として、特にSNSなどで自分の情報を発信していく中で多くのことに注意していなければならないことを知ることができました。

インテグリティ講習

インテグリティ講習 グループディスカッション

合宿の中で課題もいくつか見つかりました。ウェイトトレーニングのフォームなどはしっかりと理解しているようであっても時間が経つと共に少しずつポイントがずれてしまったり、フォームが崩れてしまったりしていることがあります。今回のように合宿の中での専門家による定期的なフォームチェックは充実した成果を得るため、またトレーニング中の怪我の防止のためにも必要であると改めて感じました。

また、今回選手の体組成を見てみると、体重と共に筋肉量が落ちた選手や筋肉量が落ちたにもこかわらず体重が増加してしまった選手が何人か見受けられました。話を聞くと食事の内容が十分でなかった事が原因でした。栄養学の講習をもっと受けるなどして選手自身の栄養管理の知識がもっと必要であると感じました。

これから始まるシーズンに向けてチーム一丸となって、これからも目標に向け邁進していきたいと思います。今後とも応援を宜しくお願い致します。

報告／SBXコーチ　木﨑  健斗