競技

2019/11/28

【REPORT 第2次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】
最高の環境での雪上トレーニング合宿

第2次スノーボード(ハーフパイプ)遠征をオーストリア・キッツシュタインホルンにて実施しました。本遠征には戸塚優斗選手(ヨネックス)、片山來夢選手(バートン)、平野流佳選手(ムラサキスポーツ)の男子3名と冨田せな選手(チームアルビレックス新潟)、今井胡桃選手(プリオHDスキー部)、小野光希選手(スノーヴァ溝の口-R246)、冨田るき選手(開志国際高校)、松本遥奈選手(クルーズ)の女子5名が参加し、12月から始まる試合参戦にむけての雪上トレーニングを目的として行いました。

⑩チーム集合写真

戸塚優斗選手

ここキッツシュタインホルンのハーフパイプキャンプはハーフパイプのクオリティ、スノーモービルでの運搬など最高の環境の中、世界各国の強豪選手もトレーニングに来ており気持ちも引き締まる環境でした。

3週間の滞在で天候が悪い日が多く、なかなか滑れない日も多々ありましたが、選手たちは滑れる期間は集中して滑り、試合に向けて現状の技の精度を上げるなど、充実したトレーニングを積むことができ、12月から始まるワールドカップに向けて準備を進めることができました。

冨田るき選手

平野流佳選手

雪上後にはジムでの有酸素トレーニングやウエイトトレーニング、スケートボードなどを行い、日々のフィジカルコンディションの維持に努め、宿舎においてはケアトレーナーの方にコンディショニングストレッチ、電気治療、ボディケアなどで身体のコンデションを整えてもらい、万全の準備を施し日々のトレーニングに臨みました。

スケートボードトレーニング

 

小野光希選手

今回、遠征に来る前の国内合宿でフィジカル面、テクニカル面、メンタル面への事前準備を施し流れよく合宿に入ることができ、事前に掲げたそれぞれの課題、目標の設定に向かい、効率的に進められた合宿となりました。選手たちも自分たちがパフォーマンスを発揮する上で何が必要なのかを理解し、準備する意識も高くなってきていることを実感した合宿となりました。

安岡トレーナーのサポート

用具メンテナンス 冨田せな選手、今井胡桃選手

今回もJSC(日本スポーツ振興センター)のHPS(ハイパフォーマンスサポート)事業によるケアトレーナー、フィジカルトレーナー、映像スタッフらの支援ならびにチームスタッフによるサポートにより、1日1日充実した日を過ごしトレーニングに臨むことができました。また、3週間に及ぶ長期滞在の中、現地宿舎オーナーの好意的な協力もあり、生活面での環境も保たれ選手たちがトレーニングに集中できたことと感謝いたします。

映像サポート佐藤氏

宿舎のオーナーと

いよいよ12月9日からアメリカのカッパーマウンテンスキー場でワールドカップ初戦が開催されます。本シーズンも先に繋げていくシーズンになるよう突っ走って参ります。

スノーボード・ハーフパイプチームへの応援をよろしくお願いいたします。

報告/スノーボード・ハーフパイプコーチ 村上 大輔