競技
2019/12/09【REPORT 第3次スノーボード競技(AL)タレント発掘育成事業遠征】
アジアのトップレベルに触れたシーズン初戦
スノーボード・アルペンチームの今季初戦は、太舞スキーリゾート(中国)で開催されるアジアンカップとなりました。スノーボード・アルペンチームからは篠原琉佑選手(茅野市スキー協会)、兼松直生選手(キャラファクトリー)、金澤野愛選手(飯田SC)の3選手が参戦。この競技会には韓国A代表、中国A代表も参戦しており、この夏からのトレーニングの成果を試す機会となりました。
競技初日はPGS。平昌五輪メダリストやW杯参戦選手たちを相手にどこまで迫っていけるか、若い選手たちにとって世界への挑戦の幕開けとなりました。レースでは、篠原選手が致命的とも言えるミスをしながらも8位でファイナルラウンド進出。兼松選手は13位、金澤選手は10位で初戦を終え、その日の夜はPSLに備えビデオを確認しながら翌日に備えました。
競技2日目PSL。各自昨日のビデオを基にやるべきことのテーマを持ち、それを念頭に置きながらスタートに向かいました。ただ単にベストを尽くすという抽象的なものではなく、ありがたくも与えていただいたこの機会をしっかり活かすということをチーム全員で考え、このPSLに臨みました。篠原選手は5位、兼松選手は8位で予選を通過、金澤選手は11位で予選を終了しました。ファイナルラウンドに残った男子2名は昨日の失敗をPSLに活かすべくファイナルラウンドに挑み、兼松選手は8位、篠原選手は1回戦を突破し4位でこのアジアンカップを終了しました。
まだまだ海外でのレース経験が浅く戸惑いも多いですが、世界トップクラスの選手を横に一緒に滑る緊張感をこの遠征で若い選手たちは肌で感じ、さらに日々のトレーニングにも力が入るものと思っております。今後もこの若きスノーボード・アルペンチームの選手たちの成長を見ていただけたらと思います。
報告/スノーボード・アルペンコーチ 千葉 淳