競技

2019/12/16

【REPORT 第3次フリースタイル競技(エアリアル)
タレント発掘育成事業遠征】「見て学ぶ」最高の場所

11月17日~12月6日の期間において、フィンランドのルカで第3次フリースタイル競技(エアリアル)タレント発掘育成事業遠征を行いました。フィンランド、ルカでは昨シーズンの雪不足の心配もよそに気温に恵まれ、十分な雪の量でトレーニングを積むことができました。

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今回の遠征の目的は以下の4点です。
①以前より取り組んでいる箇所のさらなる技術の向上。
②ヨーロッパカップ参戦による技術チェックと実戦経験の蓄積。
③海外遠征における食生活の向上。
④フィジカルとリカバリーの徹底。

①夏のウォータージャンプトレーニングの時から行っている細かな技術の向上は、
 課題を一つ一つクリアしながら順調に前進しています。
②実戦で今シーズンの採点傾向を確認し、技術的課題を大会の1本でどこまで引き
 出せるかを確認しました。
③長期遠征での食生活はものすごく大事な要素です。戦える体つくりには、回復できて
 疲れを溜めない食生活の役割が大きく、以前から取り組んでいるバランスの良い
 自炊生活をさらに学びました。
④技術の習得に必要な筋力やアビリティを身につけるためのトレーニングと、
 ウォーミンングアップ及びリカバリーを徹底して行いました。

11月29日~30日に行われたFISユーロカップ・ルカ大会では、個人種目は18位、22位と課題の残る結果となりましたが、2日目に行われたシンクロ種目においてはスイスのP.Ursina選手とペアを組み、見事3位表彰台の成績を収めました。

この時期のルカは、世界の多くの強豪チームが集まって練習するため、「見て学ぶ」最高の場所です。碓氷選手には自身と世界のトップ選手とを比べ、何が足りないのかを感じる良い機会となりました。

今シーズンもエアリアルチームの活躍を見せられるよう選手強化に取り組んで行きます。今後も応援をお願いいたします。

報告/エアリアルアシスタントコーチ 田原 直哉