競技
2020/01/06【REPORT 第3次スノーボード(アルペン)遠征】
2019/2020 ワールドカップ遠征スタート
スノーボード・アルペンチームは11月26日~12月21日までの期間、ロシア・イタリアで開催されたワールドカップ全4戦出場のため、第3次スノーボード(アルペン)遠征に行ってまいりました。
イタリアでインゲマーコーチと合流し、5日間の雪上トレーニングを行なった後、まずは初戦のロシア・バンノエで行われたPSL/PGSの2戦に出場しました。
バンノエは今回初めてワールドカップが開催されましたが、会場には特設の観覧席があり、たくさんの観客にも恵まれ、素晴らしい雰囲気の中行われた2日間でした。
バンノエから6日後に開催されたのは、2026年の冬季五輪開催地となったイタリア、コルティナでのPGS。佐藤江峰選手(谷口板金工業所所属)が12位で決勝に駒を進めましたが、1/8 FINALにおいて0.26秒差で惜しくも敗退となり、最終順位は13位となりました。
さらにそこから5日後には同じくイタリアの、日本人選手が初めてアルペン種目において優勝をしたカレッツァ大会のPGS。連日続いた降雨によりコースコンディションが悪く、男女のスタート順を変えたりと様々な対応策をとりながら行われたレースでしたが、コンディションの悪化によりレースは決勝の途中でキャンセルとなり、予選結果が最終リザルトとして採用されました。
今シーズンは12月からレースが多く入り、例年にないタイトなスケジュールでのツアースタートとなりました。
成績としては、佐藤選手ただ1人が決勝に進出したにとどまり、選手全員が力を十分に発揮できているとはまだまだ言えない状況です。しかし、1本1本、日々の積み重ねを大切に、着実にステップアップしていけるように、これからもチーム一丸となり、切磋琢磨し合いながらレースに挑んで参ります。
選手たちは10日程度の帰国期間となるクリスマスホリデーを過ごしリラックスしてから、新年の幕開けとともに再びヨーロッパに戻り、ワールドカップツアーが再開します。次の遠征では約1ヶ月の期間で9戦(チーム戦含む)をこなすというハードスケジュールです。
引き続きスノーボード・アルペンチームへの応援、どうぞよろしくお願いいたします。
報告/スノーボード・アルペンチーム アシスタントコーチ 戸崎 啓貴