競技

2020/02/03

【REPORT 第5次スノーボード(SSBA)遠征】
スロープスタイルWC(マンモスマウンテン/アメリカ)木俣椋真が2位

 イタリアからアメリカに移動し、1月30日~2月1日、アメリカ・カリフォルニア州のマンモスマウンテンでスロープスタイルのワールドカップが開催されました。参加メンバーは、國武大晃選手(STANCER)、濱田海人選手(ムラサキスポーツ北海道)、木俣椋真選手(ヤマゼンロックザキッズ)の3名でした。これまで過去4年、同地に行ってますが、今年は最高のコンディション、無風のうえに快晴でした。

 

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國武大晃選手

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木俣椋真選手

 

 予選は、第1ヒート8位で通過の國武選手とヒート2を2位で通過した木俣選手が決勝へ進み、濱田選手は予選敗退しました。

 決勝では、全戦で3位の國武選手が今大会のベストトリックと言えるダブルダウンのトランスファー450ONとバック1620をメイクしましたが、最後のCAB1440で腰が地面についてしまい10位。木俣選手はウィングセクションでのフロントダブルは高さもあり、最後のCAB1440は手をついてしまいましたが、思ったよりもオーバーオールのポイントが出て2位となりました。

 また、今回はアメリカとカナダから新人が出場しており、世界各国においてレベルが上がっていたと感じました。難易度が上がってきているぶん、テクニカルな部分も当然重要ですが、最後はしっかりメイクするフィジカルと気持ちがとても重要になってきています。

 

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男子表彰台

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2位に入った木俣椋真選手

 

 國武選手は最初から攻めていて、難易度の高いトリックをしっかりと決められた部分と、ミスした部分が明確に出てきたのですが、この経験はオリンピックに向けての重要なプロセスになっていると感じました。木俣選手にしても2本目は失敗してしまいましたが、1620をルーティンに入れる予定でした。心技体、さらに智の4つをこの先さらに磨いていきたいと思っております。

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報告/スノーボードSSBA映像スタッフ Lee Ponzio
写真/Lee Ponzio/FIS Snowboard