競技

2013/03/25

【REPORT フリースタイル】FISワールドカップ・モーグル最終戦

 ワールドカップの様々な競技のビッグシーンを撮影するフォトグラファー、佐藤浩之さん(日本スキー写真家協会会員)が、フリースタイルのワールドカップ最終戦、シェラ・ネバダ(スペイン)からデュアルモーグルで2位と活躍した伊藤みき選手(北野建設スキークラブ)、そして悪天候の中、ゲームを成立させるためにあらゆる手段を講じる大会組織委員会の動きにも注目してほしい。普段目にする機会がない裏方の動きを写真で追う。

 

強風のためリフトがすべてクローズされたゲレンデを雪上車で選手と関係者をコースまで運ぶ強硬策がとられた

強風のためリフトがすべてクローズされたゲレンデを雪上車で選手と関係者をコースまで運ぶ強硬策がとられた

8時15分からはじまるインスペクションのため早朝からスタートに上がったが、強風のためリフトが止まったためウェイティングする女子選手たち

大会コースはなんとか風をかわすことができ、女子予選は素晴らしい天気に恵まれた。しかし、男子予選は天候が悪化、30名が滑ったところで中断された。16時まで天候回復を待ったが回復せず、結局30名でレースを成立させた

伊藤みき選手は積極的な素晴らしいレースを展開、みごと2位に食い込んだ

今季、2度目の表彰台に笑顔を見せる伊藤選手

2位ゲットで嬉しくもあり、ファイナルで優勝を狙っていただけにちょっぴり悔しさも残った伊藤選手