競技

2020/02/25

【REPORT 第4回スノーボード競技(HP)タレント発掘育成事業合宿】
スノーボード・ハーフパイプチーム青森・競技別強化拠点始動!

 スノーボード・ハーフパイプU18チームは2月16日~19日の日程で青森スプリング・スキーリゾートにて第4回スノーボード競技(ハーフパイプ)タレント発掘育成事業合宿を行いました。例年に比べ積雪量が少ない中での合宿実施となりましたが、新規競技別強化拠点の青森スプリング・スキーリゾート様の全面的なご協力により、国際基準サイズ(壁の高さ6.7メートル)のハーフパイプを造成して頂き、素晴らしい環境の中、非常に内容の濃い雪上トレーニングを実施することができました。

 

合宿参加選手とスタッフ

青森スプリングの国際規格のハーフパイプ

濵口選手のF720

 

 参加選手は濵口誕人選手(ムラサキスポーツ)、皆木蘭選手(ヤマゼンロックザキッズ)のふたり。雪上トレーニングでは、常に選手の滑りたいタイミングでスタートできるように2台の専有スノーモービルを用意して頂き、選手たちは身体を冷やすことなく、1時間に20本近くも練習でき効率的な環境で進められました。今回の合宿の目的として、今後始まる国内大会に向けた演技の構成と課題の技術トレーニングを中心に取り組みました。

 

ナショナルチーム選手用に特設レーンを用意

スノーモービルで運搬

 

 

 フィジカルトレーニングは吉澤フィジカルコーチが、コンディショニングについては秋山、久田トレーナーが担当して頂き、フィジカルコーチとトレーナーの専門分野の指導を行い、継続的内容のトレーニングを行いました。
 また、スキー場にはトレーニングジムとロッカーが併設してあり、滑り終えたらすぐにクールダウンできる恵まれた施設でした。

 

神戸コーチの指導

吉澤コーチのフィジカル指導、ロックウッドホテル内のジムにて

 

 この記録的な暖冬のシーズンに国際規格のハーフパイプで練習ができたことは、参加した選手たちにとって素晴らしい機会となりました。
 この環境を用意して頂くにあたり大変なご尽力をして下さった、青森スプリング・スキーリゾートの皆様やオリンピックやワールドカップのコースを造成した経験を持つオペレータークルー、拠点マネージャー全ての関係者に心から感謝と御礼を申し上げ、報告といたします。
 これからもスノーボード・ハーフパイプU18チームへの応援をよろしくお願いいたします。

 

報告/スノーボード・ハーフパイプ ジュニアコーチ 神戸 忠仙