競技

2013/01/28

【REPORT フリースタイル】FISワールドカップ・モーグル
悪コンディションの中、遠藤3位の健闘

p20130128_03_01

 

 日本選手の結果は、女子が伊藤みき(北野建設スキークラブ)13位、上村愛子(北野建設スキークラブ)14位、村田愛里咲(北翔大学)16位、星野純子(チームリステル)35位、水谷夏女(サミースキークラブ)36位、男子は遠藤尚(忍建設スキー部)3位、上野修(野沢温泉スキークラブ)42位、山口卓也(白馬村スキークラブ)43位、小林樹生(白馬村スキークラブ)45位、吉川空(倶知安スキー連盟)46位、四方元幾(愛知工業大学)DNFでした。

 今年のカルガリーはミドルの落ち込みが例年よりも2,3度ほど斜度がきつくなっており、公トレからこの落ち込みをいかにミスなく滑れるかが勝敗の分かれ目になりました。

 大会当日も公トレ1本目はどこの選手も問題なく滑って降りてくるのですが、2本目、3本目と本数を重ねるたびに落ち込みのコブが難しくなり、コースアウトする選手が続出しました。その結果、落ち込みに不安がある選手は本番でも失敗をしていました。表彰台常連選手も落ち込みで失敗するほどでした。

 予選女子はそんな難しいコースの中、上村愛子が3位通過、村田愛里咲が4位通過、伊藤みきが7位通過と好成績でスタートしました。

 男子はミドルの落ち込みのところで失敗する選手が多く、日本人選手もそこでの失敗が目立ってしまいましたが、その中で遠藤尚が改心の滑りをし見事3位、表彰台に上がることができました。あと1戦ディアバレー大会がありますので、より多くの選手が上に行けるよう努めたいと思います。

 

報告/モーグルコーチ 小林 茂