競技

2014/01/09

【REPORT アルペン】FISワールドカップ
湯淺選手、2本目ラップタイム。五輪を前に21位から4位へ

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 ザグレブ(クロアチア)からボルミオ(イタリア)へ会場を移して行われたワールドカップ、男子スラローム第3戦で湯淺直樹選手(スポーツアルペンスキークラブ)は、2本目にラップタイムをたたき出して表彰台まで0.08秒差の4位に大きくジャンプアップした。

 ビブナンバー19番でスタートした湯淺選手は、1本目21位、ラップとの差は上位進出が絶望的な1秒98の大差をつけられてしまった。しかし、2本目10番スタートとして好条件にフルアタックして速いラップタイムをマーク、その後、1本目ラップのM・ヒルシャー(オーストリア)、セカンドラップのF・ノイロイター(ドイツ)も湯淺選手のタイムを上回ることはできなかった。

 この4位で第1シード入りを果たした湯淺選手。ソチオリンピックまでトップシードを確保できるようだとメダル獲得の確率はかなり高いものになりそうだ。