競技

2021/01/25

【REPORT 第1回スノーボード競技(HP)タレント発掘育成事業合宿】
新規国内強化指定選手 青森スプリング強化拠点合宿

スノーボード・ハーフパイプU強化指定選手と、国内強化指定選手を対象に1月15日から1月17日まで3日間の日程で競技別強化拠点である青森スプリングにて雪上合宿を行いました。

今回の合宿は、新規U指定選手と国内強化指定選手にとって今季初めての雪上合宿であり、総勢20名の選手が参加しました。合宿の目的として、SBHPチームの方針、強化拠点の利用方法、代表選手としての行動と意識について共有しました。また、今シーズン取り組むこと、行うトレーニングや計画を具体化し、技術の目標設定を行いました。

杉﨑選手のダブルコーク1080

深澤コーチによるSAJ活動についての講義

森田トレーナーによる応急処置

雪上トレーニングでは青森スプリングスキー場のコース内に15m×15mのエアマットを設置して頂き、各自が目標設定した実技練習をメインに技術トレーニングを行いました。選手達は今シーズン取り組む技を練習し、特に高難度の技の空中感覚や先行動作の確認、ドロップインの姿勢やアプローチスピードの限界アップに挑戦しました。初めてエアマットのトレーニングをする選手もいましたが、後半になるにつれて安定した姿勢とスピードを出せるようになり、今後必要となる技術習得の為の非常に良い練習となりました。

選手の食事風景

朝の散歩風景

雪上トレーニング前のウォームアップ

吉澤トレーナーによるフィジカルトレーニング指導では、トレーニングの優先順位を教えて頂きアップから試合期におけるトレーニング方法と、基本となるスクワットの姿勢等、スノーボードに必要なフィジカルトレーニングを行いました。今後の合宿や自身のトレーニングでも継続して行うことが、怪我の予防と効率良いパフォーマンスにつながると指導して頂きました。

吉澤トレーナーと山内トレーナーによるフィジカルトレーニング

神戸コーチによる技術指導

モービルアップを使った雪上トレーニング

⑩選手集合写真

今回の合宿では、合宿開催1週間前に一都三県に緊急事態宣言が発令されました。COCOAアプリ、体調記録用紙の活用の他に、三密を避けるために会議室、トレーニングルームは事前にグループ分けをして少人数ごとに実施する等、コロナウィルス感染予防対策を徹底した中での実施となりました。

コロナ禍において直前まで開催が決まらない中、選手のために様々な対応をしていただいた青森スプリング・スキーリゾートのスタッフ、関係者の皆様、多大なるサポートとご尽力いただきましたことを心から感謝いたします。今後もSBHPチームへの応援をよろしくお願いいたします。

報告/スノーボード・ハーフパイプ ジュニアコーチ 神戸 忠仙