競技
2021/03/02【REPORT 第2回スノーボード競技(HP)タレント発掘育成事業合宿】
U指定選手雪上HPトレーニング始動 札幌ばんけいスキー場で強化合宿実施
スノーボード・ハーフパイプU指定選手を対象に2月23日から25日まで3日間の日程で札幌ばんけいスキー場にて雪上合宿を行いました。
参加選手は平野海祝選手(開志国際高校)、中川海秀選手(新日本スキー研究会)、村上広乃輔選手(上越国際スキークラブ)、金子日菜多選手(ネクストアムゼスノーボードクラブ)、中川日愛里選手(新日本スキー研究会)、工藤璃星選手(チームホクトスポーツ)。
合宿の目的として3月に開催されるジュニア世界選手権等、国際大会と国内SAJ・FIS大会を視野に入れたそれぞれの大会に向けての目標設定と活動内容のミーテイングを行い、雪上トレーニングとフィジカルトレーニングを行いました。
平野海祝選手のバックサイドエアー
中川海秀選手のフロントサイドスピン
合宿直前に行われた札幌ジュニア選手権及び北海道選手権の試合に参加選手はほぼ出場しており、大会での滑走を各自見直し、この先の大会に向けて足りない部分、強化したい部分を抽出し練習に取り組みました。大会直後というタイミングを生かし、より明確に各自の技術への見直しに取り組めた雪上トレーニングとなったと思います。
村上広乃輔選手のフロントサイドエアー
神戸コーチによる技術指導
フィジカルトレーニング指導では今回の合宿が初参加となった選手もおり、この年代からセルフケアに対する意識付けをさせていくことから始め、改めてウォーミングアップ、クールダウン等セルフケアの方法を学びました。また、痛みや疲労の訴えのある選手にはケアが必要と思われる選手については痛みのある部位の状況の把握と今後の対応等伝えることができました。
森田トレーナーによるケア指導
森田トレーナーによるストレッチ指導
吉澤トレーナーによるフィジカルトレーニング
夜の時間を利用してスポーツインテグリティー講習を行い、JOCアスリートアプリを活用してスノーボードをする上での誠実さについて学びました。また、アスリートポートアプリも使用し、毎日の体調管理記録を残すことの大切さやアスリートとして体調管理記録の必要性と方法についても学びました。緊急事態宣言継続中のため、前回の合宿に引き続きCOCOAアプリの導入、体調記録アプリの活用の他に、三密を避けるために会議室、トレーニングルームは事前にグループ分けをして少人数ごとに実施する等、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底して行いました。
深澤コーチによるインテグリティ講習
雪上トレーニング前のウォームアップ
国内大会直後の合宿として、非常に良いコンディションの中で練習ができました。大会での滑走の見直しからの課題抽出、それに向けての練習ができ、またセルフケアの方法を習得と意識付けをすることができました。
これから国内外において試合が予定されておりますので、安全かつこの先に繋げるシーズンとして進めていきたく思います。
コロナ禍において大変な中対応をしていただいた会場となった札幌ばんけいスキー場のスタッフ、関係者の皆様、多大なるサポートとに心から感謝いたします。
報告/スノーボード・ハーフパイプ ジュニア・ユースコーチ 神戸 忠仙